記事のアーカイブ
2016年10月17日 13:12
「終わりました」で大炎上
昨日の16日(日)、中学3年生は県立そっくりもぎを受けに行きました。
国語道場では、中3受験生の会場模擬試験当日に見直し学習会を実施しています。
模試を受けに行った直後で大変であることは確かですが、それなりに名の通った大学に進学するような人でしたら誰でもやっていることですので、中学生のうちから「模試の後は見直し」という習慣を身につけさせたいと思って続けています。
自己採点に始まって、解答解説を参考にしながらもう一度今日受けたテストの問題に取り組みます。塾長の私も、子どもたちの受けたテストの問題を解きます。
県立そっくりもぎの解答解説は、昨年度までよりはだいぶましになりましたが、それで
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2016年10月14日 23:30
親は自分がどうだったか忘れる
行きつけの美容室で散髪をしてもらっているとき、そこのご主人がこのようなことを言っていました。
「お客さんに子育て中の親という人がたくさんいるんですが、『自分の子どもは何ができない』とか『これがだめだ』とか、そんなことばかり言う人がいるんですよね。親って自分がどうだったかを忘れちゃうんですかね。」
う~ん、さすが日々たくさんの人と世間話をする職業の方だけに、非常にいい点に気づいているなと思いましたね。
私は塾をやっておりますから、勉強面で同じようなことに思い当ります。特に算数で。
来週から国語道場では秋の面談が始まります。これまでの面談で、次のようなご相談をよくいただきました。
「時
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2016年10月12日 21:23
役に立つ国語
何を学ぶにしても、国語の力が役に立たないなんてことはありませんが・・・。
国語道場の中学生の国語指導では、おおむね月に1回、「時事国語」の時間があります。これは、新聞記事を題材として、読解力や記述力を鍛える授業です。
時事国語をやっていて、これは問題だなあと思うことは、教科として国語を勉強することと、日常生活で文章を読んで理解し、それについて話したり書いたりすることとが、子どもたちの頭の中で結びついていないと思われることですね。
どういうことか。例えば、過去の授業の中で、NHK大河ドラマ「真田丸」にちなんだ新聞記事を題材とした問題を解いてもらいました。
その問題の一つに、「真田丸を作
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2016年10月10日 18:10
神保町・漱石フェス
今年は夏目漱石没後100年(来年は生誕150年)。NHKでは「夏目漱石の妻」というドラマが放送されていますし、岩波書店は新しい漱石全集の出版を開始するそうです。
ちなみに、1993年から刊行された漱石全集は、国語道場の本棚にも収められています。
漱石を愛する人は多いと思いますが、私にとっても彼の作物を読むことは、人生における極めて重要な経験です。
漱石門下四天王の一人で、戦後学習院院長を務めた哲学者の安倍能成先生は、私の学生時代の指導教官の加藤泰義先生の師匠でした。だから、私は「漱石のひ孫弟子」と自称しております。
もちろん、加藤先生に指導を受けた学生はたくさんいるわけで、それ自体
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2016年10月08日 15:22
恋せよ、中坊
国語道場の中学生の国語の授業では、おおむね月に1回作文の練習をします。
千葉県公立高校入試での200字作文の出題率は100%(要するに毎年出る)。形式的要件を満たしていれば、満点でなくとも得点に結びつくため、中1の時からしっかりと練習させています。
形式上の問題のない作文は、国語道場の生徒はすぐに書けるようになりますので、出来るだけ内容のよいものを書けるように添削指導しています。
今回のお題は、「男女の間にも友情は芽生えるか」というもの。
生徒たちの意見では、男女の間にも友情は芽生えるという意見に賛成というものがほとんどでした。
「いろいろな人と仲良くなるのは大事だから」といった、
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2016年10月06日 21:38
テストは受けるより見直しが大事
テストの基本的な意味は、みなさんお分かりですよね。
検査
ですからね。
定期テストや入試のような本番テストは、それがゴールですけれども、それ以外の実力テストや小テストは、すべて検査です。
健康診断を受けて、「血圧が高いですね」とか「γ-GTP値がちょっと高いですね」とか言われたら、大事なのはその後。検査よりも、その後の対応のほうがはるかに大切です。
学力テストも同じです。
ということで、今年度より、小学生対象のリ・テストを国語道場ではスタートさせました。
「リ・テスト」とは、実力テストの無料見直し授業+再テストのセットです。
現在、9月に返却された8月度実力テストのテスト見直し授
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2016年10月03日 15:16
技術か迎合か
大人の勉強は、テストがないところがいいんですよね。テストがないということは、純粋に楽しみで取り組める。出来ても出来なくても構わないし、時間をいくらかけても構わない。
現役の中・高生には理解しがたいかもしれませんが、塾の先生たちは、数学の問題なんか本当に楽しんで解いているのですよ。さすがに、立場上「出来ても出来なくても構わない」というわけにはいきませんが。
学生・生徒時代に「苦手だった」とか「嫌いだった」とか言ってあきらめたものを大人になってから学び直すのは、なかなかお勧めです。
私は、最近プラトンの本をよく読みます。実は私、学生時代プラトンが大嫌いだったのです。当時は、現実からかけ離れ
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2016年09月24日 20:24
子どもが、自分の生き方を自分で決められるように
大相撲秋場所は、14日まで勝ちっぱなしの豪栄道が初優勝を決めたという大ニュースの裏で、服部桜という序ノ口力士の「敗退行為」が地味に話題になっていました。
この動画を見たときは、ちょっとびっくりしましたね。とんでもない奴だと思いました。実際批判的な意見を持つ人もたくさんいるようです。
しかしながら、私も教育者の端くれ。よくよく知りもせずに人を非難するのはよくないと思い、そもそもこの服部桜君がどうして角界に入ろうと思ったのかを調べてみたところ、神奈川県茅ケ崎市のウェブタウン誌に行き当たりました。彼について詳しく紹介されています。
服部桜君、小学生の時からの好角家で、相撲取りになりたい一心で
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2016年09月23日 07:35
親が教えると、まず子どもは勉強嫌いになります
私がよく読んでいるブログで、埼玉県のある塾長先生のものがあります。
その記事の一つ。
しばしば塾の先生は、皆さんに「早いうちから塾に通わせた方がいい」と言います。これは、金儲けで言っているのではありませんよ
というお話です。
中1、いや、もっと早く小学生のうちから塾に通い、頑張ってたくさん勉強して、学力も成績もぐんぐん伸ばし、最初の頃の成績では考えられなかったようなレベルの志望校合格を実現する子どもたちを、塾の先生たちは日常的に目の前でたくさん見ています。
だから、「早いうちから塾に通わせたほうがいい」と皆さんに勧めるのだ、とこのように仰っているのですが、これは全くその通りだと
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