2016年02月17日 09:43

道場寄席(よせ)ってなんですか

 本日は千葉県公立高校前期選抜の「合格」発表日ですね。

 国語道場では、事前の模試成績と、入試当日の厳密な自己採点結果との照合で、大勢を予測しております。

 そういうわけで、ほぼ合否の予想はできているのですが、内申書に対する評価など不確定な部分も影響するので、やっぱり本人たちから報告を聞くまではドキドキします。

 なので、早めに皆さんご連絡くださいねm(_ _)m

 さて、入試のあとは、ここ数年恒例となりつつあるお楽しみ会です。

 昨年まではおもしろい日本映画の上映会をやっていました。

 特に去年は、「カレーなる映画会」と題しまして、映画を見て、美味しいカレーを食べるという内容でした。

 カレーは、私の家内が作りました。お友達のタイ人の奥様直伝の、タイ風カレーを召し上がっていただきました。

 今年は落語です。落語芸術協会(桂歌丸さんが会長の団体)に所属する、本物の噺家さんに来ていただきます。

 カレーは、昨年大変好評だったので、今年もお出しします。

 名づけて道場寄席

 大人の方は大丈夫かと思いますが、寄席はよせと読みます。落語などの興行が行われる場所のことですね。好奇心旺盛な小学生が読み方を聞きに来てくれました。

 先日、道場に来てくれる噺家さんが決まりました。春風亭小柳(こりゅう)師匠です。なんと真打ちの方です。

 小柳師匠のプロフィールを見たところ、学校などでの公演の経験も豊富な方で、海外でも活躍されているそうです。

 本物を見ていただけるということで、私としてもほんとうに嬉しく思っています。

 自分の塾でやるから言うわけではないんですが、これはみなさんいらっしゃったほうがいいですよ。間近でこのような一流の噺家さんの芸が見られるというのは、とても貴重だと思います。

 そもそもなんで落語家さんに来てもらおうと思ったのかといいますと、落語を聞いたことがないというお子さんがいたからなんですね。

 それで、正直な印象を聞いてみると、子どもからすると、あまりおもしろくなさそうに見えるそうなんです。おじさんが一人で座ってなんか喋っているといった感じで。

 なんともったいない。

 テレビなどで見たことがあるという人は少なくないでしょうね。

 でも、生の落語家さんの声を聞いてみてくださいよ。迫力が違いますよ。いや、本当に音圧が違いますから。

 実際、落語を聞くというのは、結構頭を使います。

 なんのことを言っているんだろうと考えながら聞きますからね。オチを理解するにしても、なんでそういう終わり方になるのかなと、ちょっと考える必要がありますね。

 しかし、まあ、とりあえずお気軽に楽しみましょう。

 ひところ、小学生低学年児童や幼稚園児に、寿限無の名前を覚えさせるというのがはやりましたね。

 寿限無の落語がおもしろくて、子どもが名前を全部覚えてしまったとか、自発的にそうなったというのならいいのですが、学校の課題のような形でやらせるというのは、どうなのかなあと思ったものです^_^;

 寿限無なんて名付け、そもそもナンセンスなわけでして、そんなナンセンスなものを児童一同眉間に皺を寄せて覚えるというのはどうも。それ自体が落語のネタになりそうな滑稽さがあります。

 今回の道場寄席、大変な実力者に出演していただけるということで、きっと子どもたちに深い印象を与えてくれると思います。

 本物に触れること、そうした経験を積むことで、子どもたちの世界が広がっていくことを願ってやみません。

 参加ご希望の方は、メールまたはお電話などで塾長にお伝え下さい。

 塾外の方のご参加も承りますが、イベントの性質上、塾生やそのご家族、ご学友が優先となります。

 ご案内のチラシは、道場入口の看板に入っておりますので、そちらもどうぞご覧ください。

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