え、そこ褒めなかったんですか?
前期中間テスト(第1回定期テスト)の結果が出そろってきまして、うれしい報告が相次いでいます。
轟町中の2年生については在籍者全員の得点がアップしました。5教科で十数点から50点以上上がっています。
これだけ全員の得点が上がると、順位の方がどうなのか心配になるところですが、引き続き報告を待ちたいと思います。
基本的なことですが、テストの点数が上がったときにきっちり褒められているかどうか、親の力の見せどころです。しっかりできていますでしょうか?
「せっかく褒めたのに反応が薄い」なんて文句を言われる方もいらっしゃいますが、そんなものです。中にはうっとうしそうな反応をする子もいますが、そういうお年頃であるにすぎません。いいことがあって親御さんに褒められれば、誰だって嬉しいものですよ。
まれに、面談などで、テストの点数が前回より数十点上がっているのに、「こんなものだったので・・・」などとおっしゃる親御さんがいらっしゃいます。
工工エエェェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェエエエ工工
「そこ褒めなかったんですか?」ですよ。赤飯炊いて喜んであげてくださいよ。
ほめるという行動をするのに、親御さん自分自身が満足できたかどうかで判断されているんじゃないでしょうか?あるいはそれすら考えていらっしゃらないのかも知れませんが。
決して高得点と言うほどでもないが、前回より多少成績が改善した。そういうときの子どもの気持ちを想像してください。
その時に、親が「ふーん(´_ゝ`)」という反応を示したら、子どもがどういう気持ちになるでしょうね。まあ、やる気がなくなること請け合い。
子どもが勉強に対しやる気がないと思われるならば、まず自分自身の、必要なタイミングで必要な言葉かけができていないこと、そういうことを察知する感受性の鈍さなどを反省する必要もあるかもしれませんよ。
そういう反省もなしに、「やる気スイッチ」とやらが入ればこの子は「やればできる子になる」とかいった妄想を抱くのは、ナイーヴというやつです。人間というものを分かっていないのです。
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