安心してください。ひとりひとりに合ったテキストを使えば成績は上がります
年に1回は流行語を使ってみようかと^^;
国語道場の門を叩かれる皆様の学齢は、本当にそれぞれです。一般的な塾だと、小学校高学年〜中学生ということが多いのですが、国語道場の場合は、小学校低学年〜中学生までほぼ同じくらいの割合でいらっしゃいます。
全体的な傾向を申しますと、小学校低学年からいらっしゃるお子さんは、総じて先々成績がぐんぐん上がりやすいです。これは、最初の成績はほとんど関係がありません。
恐らく、小学校低学年の時期はそれぞれの発達の具合にばらつきが大きいためだと思われます。国語道場の大好評の読書指導「ことばの学校」のような適切な学習経験を積むことで、その後の発達が促進されて行くのだと思います。
小学校高学年や中学生になってからいらっしゃる方の場合は、おおむねすでになんらかの学習上の問題を抱えているケースが多いようです(だから塾に来るわけですよね)。
「学習上の問題」とは、定期テストの結果が悪かった、国語が苦手、数学が分からない、全体的に良くないなど人それぞれですが、間違いなく言えることは、「学習上の問題」を抱えているお子さんは日本語力に固有の問題を抱えています。
日本語力が低い場合ですと、ちょっと驚かれるかもしれませんが、日本語語彙力が小学校高学年で小2・小3レベル、中学生で小3・小4レベルしかないということも珍しくありません。
どうしてそういうことが分かるのかと申しますと、国語道場では指導に先駆けてまずひとりひとりに語彙力診断をしているからです。
そしてどれくらいの日本語力があるかを判断し、そこからひとりひとりの指導法を決定、各人に合ったテキストを選定しています。
例えば、現在小学5年生だからという理由で、ただ小学5年生のテキストを押し着せるということは行っていません。そもそもそんなことは無意味です。
小学校高学年や中学生になって、学習上の問題を抱えて来られる方々ですが、恐らく小学校低学年の時点ですでに学習の遅れなどには気づいていらっしゃったのではないかと推察します。しかし、小学生に塾はまだ早いとか、受験するわけでもなければ塾は必要ないなどと言った思い込みや言説に惑わされて、結果的にそこまで放置することになってしまったのかもしれません。
現実には、学年が進めば進むほど、学習上の問題を解決することは難しくなっていきます。低学年であれば、そもそも学校で習ったこともそれほど多くないので、取り戻すのにそれほど時間も労力もかかりませんが、高学年、中学生ともなるとすでに習った分量が膨大になりますので、一通り復習するだけでも大変です。
さらに、高学年や中学生にもなると、勉強に対する苦手意識が強かったり、すでに勉強嫌いになってしまっていたりしますから、勉強に気持ちを向けること自体が大変であることも少なくありません。
ですので、基本的には、小学校低学年から国語道場としては塾の学習をスタートすることをお勧めしています。
ただ、それでは高学年や中学からの学習が手遅れ、もうダメですというわけでもありません。個々の国語力にあったテキストと指導法に基づけば、十分に挽回も可能です。
例えば、2学年下のテキストから学び直して、小6の現在、最新の全国レベルの実力テストで算数が偏差値67(国語・算数2教科で65)、作文だったらいくらでもかけますというところまで成長してくれているお子さんもいらっしゃいます。
一番いけないのは、国語力が足りないという現実から目をそらすこと、それを誤魔化して、例えば今5年生だから5年生の勉強をしようねなどと何も考えずに学習内容を押し着せてしまうことです。
一方、一番大切なことは、問題を直視すること、そしてその解決のために踏み出す勇気を持つことですね。
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