2015年09月25日 22:01

「ことばの学校」体験型セミナーがありました

 本日3本目。

 日本語教育維新を目指す志士達の会合が、国語道場で秘密裡に行われた。稲毛海岸で、新しい国語教育を模索されている「脱藩浪士」殿をお迎えし、我々「ことばのがっこう党」の同志へと引き込む談判である。

 理究藩の重鎮の須藤殿が、謎の美女杏殿とともにお出ましになった。杏殿は、実は重要な密命を帯びてこられたことが後で分かる。

 須藤殿は、優に1時間以上、我が日本国人民の多くが、そも日本語教育の重要性について無自覚であるか、われわれのメトードがいかにしてかかる憂うべき人民の精神を覚醒せしむるものなのかを熱弁された。

 脱藩歴14年の吾人は、20代の頃おろしあ国に留学していたことがあるのだが、欧米列強の国語教育というと、子どもたちにまるまる1冊本を読ませ、それについて議論させることが当たり前であることに衝撃を受けたことがある。それ以来、日本のいわゆる「国語教育」--本の一部を切り取ってきて、そこに傍線を引いたり虫食いにしたりして、さらに選択肢式のパズルクイズみたいなものを解かせているようなものだが、文学的教養にも、日本語運用能力にもならないようなチンケな教育もどきを打倒せねばならないとかねがね思っている。

 そんな吾人が「ことばの学校党」の運動に参加して3年目。今日の稲毛海岸の脱藩浪士殿の説得に、その活動の中のお話を少々させていただいた。

 稲毛海岸の御仁の反応は悪くないものであったと思う。

 午後1時過ぎ、謎の無言電話。単なる間違いか、ヘッポコ役人の密偵であるか( ̄ー ̄)ニヤリ

 さて、謎の美女杏殿の密命とは、吾人のインタビューを収録するというものであった。

 脱藩後、長年教育改革秘密工作活動に従事しているため、カメラを向けられて話すということに年甲斐もなく緊張してしまった。そのうち「ことばの学校党」のサイトにアップされるということだ。怖い怖い。

 まあしかし、吾人もかかるインタビューを受けるようになるということは、西千葉における日本語教育改革の活動が、だいぶ実を上げてきていると認識せられていることもあるのであろう。吾人の話が日本国全体の日本語教育大改革のほんの一助にでもなれば、まっこと生まれてきた甲斐があったというもんじゃ。

 日本語教育の夜明けじゃ~

 

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