「ことばの学校」新システム
facebookページやtwitterで告知させていただきましたが、本日は「ことばの学校」新システム勉強会に行ってまいりました。
実際に体験してみましたが、これはいいですね。
対応機種が、従来はWindows PCのみでしたが、iOS、Androidのタブレットも使えるようになりました。
朗読音声再生プログラムも、パソコンソフトというよりはいかにもアプリというデザインです。子どもたちにとっても直感的に操作しやすくなると思います。
新システムでは、子どもたちが読んだ本の記録は自動的に記録されていきます。従来、読んだ本を記録するためにたびたびごちょごちょとパソコンをいじらなければいけなかったのですが、その作業がほとんどなくなりますので、生徒の指導や解説によりエネルギーが注げるようになりますね。
もう一つ大きなこととしては、読書指導に使う本が大幅に増えます。
従来A~Fまでの6グレードと未就学児対象の3A、2Aの合計8グレードの220冊のラインナップだったのですが、そこから10冊増えます。
そしてさらにさらに、最上位Gグレードが誕生しました!
Gグレード、最初に投入される10冊の中には、なんと古典が入りました。
「枕草子」、「平家物語」、「徒然草」など、中学校や高校の教科書に載っているものの抜粋ですね。これは夏休みや冬休みの短期間でも、中学生にやってもらいたいですね。
テキストとワークはこんな感じ(「ことばの学校」本部のブログより)。
↑読む前に単語や関連情報をインプット
↑プロの声優さんの朗読を聞きながら原文を味読
↑読んだ後の確認ワーク
私、以前は、古文を音声で聞くというのはどうなのかなと思っていたんですが、何か月か前に、Audibleというオーディオブックサービスの体験で宮本武蔵の「五輪書」を聞いてみたところ、これが結構中身が頭に入る。文字だけで考えるよりも、音声があったほうが理解度は向上しますね。
このたび、「ことばの学校」で充実したワークとともに古典を読む指導が始まることになり、大変うれしく思っております。
朗読音声を聞きながら本を読ませ、国語力の根幹を育てるという指導については、「わくわく文庫」さんや「読む蔵」さんなど類似のものもあるのですが、今回の新システム移行で、
圧倒的じゃないか、ことばの学校はという感を強くしましたね。
国語道場では6月頭から新システムに移行します。現在移行に向け鋭意準備中です。乞うご期待!
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