2016年02月13日 11:05

「ずいぶん静かにやっているんですね」

 1月の後半ころから途切れることなくお問い合わせ、入塾のご相談、無料体験授業を承っております。

 昨日もまたご入塾のご連絡、まことにありがとうございます。

 昨日の入塾面談で授業をご覧になったお母さまが感想を述べてくださいました。

 「ずいぶん静かに(子供たちが)やっているんですね」

 まあ、やはりそこは塾長に威厳があるからですね( ̄― ̄)bグッ!

 静かな教室で、子どもたちが集中して勉強に取り組めるような雰囲気を作るためには、教室スタッフ一同の相当の努力が必要です。

 ただ、難しいのはそれだけではやはり不十分で、静かな学習環境を作れるかどうかで一番肝心なのは教室責任者のキャラクターです。

 かく言う私も、実は若いころは大変に苦労しました。

 20代、都内の某大手個別指導塾チェーンのサラリーマンだった頃です。

 わずか2週間の新人研修ののちに配属されたのは、放任主義的な教室長の教室。大げさでなく動物園状態でしたよ。

 これはひどいと思っているうちに、わずか1か月でその放任主義(と言うかただ単にいい加減)な教室長は退職してしまって、私が自動的に教室長に。いや~、しんどかったです。

 動物園のような教場なんて私にはありえない環境なので、静かにさせようとするのですが、これがうまくいかない。

 怒っても全然効かない。悪くすると余計うるさくなっちゃうこともあるくらい。

 今から考えると、怒り方にスキがあり過ぎたということなんですけどね。でも、こんなことに一つ一つ気づけるようになるまでには、結構時間が必要でした。

 実際問題、20歳代の教室長さんでは教室を静かに維持するということはなかなか難しいかもしれませんね。もちろん静かなお子さんばっかりだったら簡単ですが・・・。

 その後、勉強のためにいろいろな教室を回らせてもらったことがあるんですが、教室長さんによっては静かにさせることをあきらめたのか、逆に市場のように騒々しくして「盛り上げている」人もいましたね。

 生徒たちは「楽しい」かもしれませんけどね・・・。まあ、これはこれで勉強にはなりました。

 私は騒々しい教場というのは受け入れがたいので、その後も厳しい態度で臨み続けました。

 お蔭でうるさい生徒たちはどんどんと辞めていき、教室長会議で怒られる日々が続きました。

 ま、個別指導塾チェーンの会社から求められる教室長の仕事なんて、学習環境を整えたり、子どもたちの成績を上げ志望校に合格させたりすることよりも、生徒「数」が第一ですから・・・。その辺個人塾とは考え方が全く違いますね。

 歳を重ねるとともに、私が担当する教室は静かな教室におのずとなっていきました。基本的にはそれで現在に至っているというところです。

 一つには、集中できる環境を守るために、学習の妨げとなるような私語に対して厳しい態度を採り続けていることがあります。

 もう一点は、お蔭さまでありがたいことに、精神的に自立したお子さんの割合が高いということがあります。お友達と同じ時間に道場に来ていても、授業中は自分のやるべきことをちゃんとやるといった感じです。

 何と言ってもご家庭の薫陶が大きいと思います。道場の場の雰囲気もあると思います。また、自分が何をしたいのか、何をするべきかを考える力は、読書や国語の学習を通しても身につきますので、そういうこともあるのかもしれません。

 ともかくも、道場はこのような雰囲気でやっております。

 この雰囲気を損なうような行動に関しては、塾長により無慈悲に粛清されますので、その点あらかじめお含みおきくださいますようm(_ _)m

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