2020年02月25日 22:46

「後期選抜」出願状況

 県教委のホームページに、千葉県公立高校後期選抜の高校別出願者数が掲載されています。

 ご存じの方も多いと思いますが、明日、明後日の志願変更にかかる人数の増減も、各日アップデートされます。県教委もこの辺はなかなかサービスがいいですね。

 ざっと見たところ、前期で出願者が非常に少なかった千葉女子や千葉北などに、後期での出願者が集まっている印象ですね。低倍率狙いでラッキーな合格を拾おうという作戦かもしれませんが、同じような考えの人が多くて、意外に倍率が高く出てしまったというところかもしれません。明日以降志願変更で流出する人が出るのではないでしょうか。

 「特色化選抜」と「一般入試」制度から代わり、10年にわたって続いた「前期選抜」・「後期選抜」制度もようやく最後の年になりました。定員を6:4などに分けることで見かけの志願倍率が高くなるため、率直に言って、この制度は混乱を招いただけだったという気がいたします。

 今回第1学区普通科で最も高い倍率になったのは、市立千葉高校でした。現時点での後期選抜への志願倍率は、1.97倍になります。

 しかしながら、前期選抜で合格した普通科168人に25日に出願した221人を合計すると、389人。これを全体の定員280人で割ると、1.39倍です。

 同じように見ていくと、幕張総合高校も1.39倍、県立千葉高校は1.33倍、千葉東高校は1.32倍です。

 どうでしょうか。後期の志願倍率を見て、ちょっと意気沮喪気味の受験生の皆さん。全体の倍率で見れば、いずれも1.4倍を切る程度です。千葉高や東高など学区トップレベル校の倍率としては、むしろ低いといっていいくらいではないでしょうか。

 後期学力検査まであと5日ほどですが、自分の行きたい高校に向けて、最後の最後まで自分を信じて勉強に取り組みましょう!

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