2015年09月15日 12:12

そのうちなんとかなりますよ、もちろん頑張っていれば

 以前の記事でも書きましたが、最近子犬をもらって、飼い始めました。

 朝から世話をしなければならないんで、お蔭で朝型生活になりました。塾の仕事って、油断しているとどんどん夜型、さらに昼夜逆転生活になりかねないので、ありがたいことです。

 近年は犬の飼育に関する世間の目が厳しくなっていますね。私が子どもの頃は、学校に行くまでの道なんか犬のうんちだらけで、誰が踏んだの踏まないのなんて騒ぎが日常でしたけれども、まあ今はそういう訳にはいかない。ということで、我が家でも子犬のトイレトレーニングを頑張っております。

 しかし、まあ、なかなかうまく行きません。今朝も子犬が粗相した玄関のたたきを水洗いして、新しいビニールシートを張り替えてきたところです。

 最初は、ペットシーツを床にただ置いておくようにしました。ペットシーツというのは、紙おむつと同じような吸収剤が入った長方形のシートで、犬がその上でおしっこをしてくれれば、それを吸収しておいてくれるというものです。

 しばらくすると、なんとうまいことにそこの上におしっこをしてくれるようになったんですが、いたずらでペットシーツをずたずたに破るようになったため、今度はペットシーツをプラスチック製のザルのような板で挟んで置いておけるペット用のトイレを買って与えたんですが、そうするとその上では用を足さなくなってしまいました。

 まあ、私だって、ちょっとトイレの高さが変わっただけで通じが悪くなったりしますから、これだって犬からすれば難しい変化なのかもしれません。

 とにかく、思うようには行かないものです。私が、こうしてほしい、こうあって欲しいと思っていると、それに近いところで失敗してしまうというのならまだしも、自分の理想とするところに持って行くまでに絶望的な「距離」がある。どうしたらそこまで持っていけるのか、見当もつかないような状況だったりしてしまいます。これって子育てに通ずるものがありますね。

 私も教育者の端くれ。これくらいのことではへこたれません。今度は、ペット用のトイレを今朝方粗相をしてしまった場所に移動して、様子を見ます。

 飼い主(親?)に必要なことは、自分の理想を絶対視せず、ある程度子どもに歩み寄れる柔軟さと、頑張っていればそのうちなんとかなるだろう、なんとかならなければまた何か道はあるだろうという楽観主義でしょうか。

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