みどり台パントリーに行ってきた
ツイッターで、弥生小の門の前の広い歩道でちょっとしたイベントがあることを知ったので、家族と義弟の親子と一緒に行ってきました。
イベントの名称は「みどり台パントリー」。
こんな感じで、弥生小の前の歩道にタープテントが10張ほど並び、出店者の皆さんが、ソーセージや野菜を焼いていたり、コーヒーを淹れていたり、古本や東欧雑貨を売っていたりしていました。みどり台や西千葉ゆりの木通りにあるお店が来ていたようです。
まずは古本屋さんで本を物色。文庫本2冊を購入しました。
ドストエフスキイの「死の家の記録」は、自身のシベリア流刑の経験をもとに書かれた本。ドストエフスキイの書いたものは学生時代にたいがい読みましたが、これはなぜか未読だったので、ここで見かけたのも何かの縁だろうと思って買っていくことにしました。岡倉天心の「茶の本」は、有名な本でもあるので前々から読んでおかないとなあと思っていた本。ドナルド・キーンの「明治天皇」の中で、「西洋人は、日本人が(江戸時代に)平和のおだやかな技芸に耽っていた時、野蛮国とみなしていたものである。だが、日本が満洲の戦場で大殺戮を犯し始めて以来、文明国と呼んでいる」という一節が紹介されていて、それ以来この本に惹かれていたのですが、これまで読まずにきていたのでした。
本の後ろに、ドストエフスキイは¥200、岡倉天心は¥100と書いてあったんですが、なぜか両方合わせて200円と言われました。「ドストエフスキイの方は200円と書いてありますが?」と指摘したところ、「文庫本は一冊100円です」との答え。なんだかよく分かりませんでしたが、まあいいやということで200円で購入。
古本屋さんの向かいにはコーヒーを出しているテントがありました。酸味のあるコーヒーが好きだと伝えると、ケニア産の豆で入れたコーヒーを淹れてくれました。お店を聞いたところ、純喫茶シノダさんということでした。今度はお店にも行ってみたいと思います。
私の娘は、東欧雑貨のお店で、ドイツ製の万年筆を買っていました。お店の方が、ていねいに万年筆での書き方を教えてくれていました。ゆりの木通りにあるMiSHKeTさんというお店だそうです。
ここに出店して人たちを見ていると、いかにも西千葉らしいなという感じがしました。中央線の大久保~西荻窪間的な雰囲気といいますか、やみくもな向上心よりも自分が快適に生きていけるかどうかを追及していると言いますか、スローフード的といいますかね。学生街だからということもあると思いますが、私は西千葉のこんな雰囲気が好きです。
ところで、弥生小の門の前の、今回のイベントのあった歩道に立っている石造のオブジェ。あれはいったい何なんでしょうか?何かいわれのあるものなんでしょうか。
以前からずっと気になっているのですが、いまだによく分かりません。私は個人的に「道祖神」と呼んでいるのですが、どなたか真相をご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひ塾長にご教示ください。
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