2018年10月27日 14:38

やはり、「中学で英語を始める」のはまずいかもしれません

 本日、英検協会より先日国語道場で行われた英検1次試験の結果が返ってきました。

 道場生、そのご家族の受検者の方々には直接成績表を教室にてお渡しいたします。塾外からお申込みいただいた方には、郵送で本日発送いたします。月曜日にはお手元に届くかと思いますので、ご確認ください。

 さて、返ってきた英検の成績表を見ていて、気づいたことがあります。

 今回は5級受検者の半分以上が小学生でしたが、小学生の受検者と中学生の受検者とで見てみると、なんと小学生の方が成績が良かったのですΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン

 小学生の受検者は5・6年生だったのですが、おそらく小4あるいはもっと小さいときから英語を始めて1年以上の学習歴があるのではないでしょうか。少なくとも国語道場の小学生英語コースの生徒はそうです。

 それに対し、中学に入ってから英語を始めた受検者は、4月から数えて英語学習歴半年ということになります。それで今回の英検に合格しているわけですから、この中学生の受検者たちは大変立派だったと思います。

 しかし、この学習歴の違いはいかんともしがたいものがあります。中1で英語を始めて半年の英語力を上回る小6・小5生がいるということは、同級生で小学生の時から英語を始めていた友達は、今の時点でもっと先を行ってしまっている可能性が高いはずです。

 昨年1年間で英検を受けた小学生以下の児童数は、401,787人でした。一昨年は、370,729人。なんと1年間で3万人以上も増えたんですね( ゚Д゚)

 これには、しばしば報道されている通り、2020年度より始まる大学入試改革の影響があるでしょう。英語は、読む・書く・聞く・話すの4技能を身につけなければいけないことになっています。この改革について、いまだに批判的なことを言っている人たちもいるようですが、現実はもうここまで進んでいます。

 小学生の塾生に、「英語もやったら~」と進めると、よく、「大丈夫です」と答えが返ってきます。「大丈夫」というのは、これはやりたくないという意味なんですが、はっきり言って全然大丈夫ではありません。保護者の皆様は、どうぞその点頭に入れておいていただければと思います。

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