2016年08月28日 18:48

ゴチャゴチャうるさい!

 国語道場の夏期講習は本日をもって終了。30日(火)から通常授業を再開します。

 ああ、でも30日は台風直撃の可能性もあるんですね。状況次第では休校になりますので、ホームページ、ツイッター、facebookページをご覧になってください。

 最終日の今日は、中3受験生には県立そっくりもぎがありました。

 例によって、午後3時からは県立そっくりもぎの見直し会。ここからさらに4時間以上かけて、自己採点&全問の見直し学習をやらせています。

 何度も申し上げていることですが、模試の見直しは、私の経験から言っても、最も効果の高い勉強です。でも、放っておくとやらない者がほとんどです。

 どうですか、今日県立そっくりもぎを受けた皆さん。もう受けたテストの見直しなんかやりたくないなあ、難しかったし、二度と見たくないなあ、そんな気持ちが強くないですか?

 そんな気持ちに流されて何もしない人と、それを乗り越えてやり続ける人との間には、先々天と地ほどの差が開いていくことになるのです・・・。

 国語道場でも、みんな最初から喜々として模試見直しに取り組むわけではありません。最初のうちは、

 「本当に当日にやるんですか?」

とか、

 「本当にそんなに長い時間やるんですか?」

とか、聞いてもしょうがないような質問をしてくる生徒がいます。「本当に?」って、本当の現実を受け入れたくないのでしょう。

 このように、真実を知りたいというモチベーションの高い生徒には、私は学習院風のエレガントなやり方で、真実を諭します。

 「うるせーな。ゴチャゴチャ言ってねぇで、とっとと始めろや、このクソヴォケが( ゚Д゚)」(イメージ)

 私が、かように問答無用という日本伝統の典雅な対話法で子どもたちを諭すのには、理由があります。

 勉強において成功する秘訣として、習慣化ということがあります。

 とにかく、朝起きたらまず「キソ3」を聞くとか、犬の散歩から帰ったら英単語を30分やるとか、何でもいいからとにかくやることを決めて、さっとやることが大切です。

 勉強がうまくいかない人。例えば、勉強を始める前に、なんか飲み物を準備するとか、なんだか勉強道具を出してからうろうろするとか、勉強じゃない変な儀式が習慣化しているんですよね。そういう儀式でもしないと勉強しちゃいけない宗教なのかと。さっさと勉強に取り組めばいいだけなのに、勉強に向かうまでの敷居を自分から上げていくような行動が多いのですよ。

 で、上のような生徒の発言。「本当にやらなきゃいけないんですか」みたいなやつですね。これも同じです。

 こういう無駄口をたたくことで、自分から勉強に向かっていくまでのハードルを上げていっているんですよね。ホント無駄。やめろ。

 ということで、私の、

 「うるせー、ヴォケ( ゚Д゚)」

という風雅な受け答えは、有効な勉強法に結びつく深遠な思想の上にほとばしるものだということをご理解ください。

 

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