2018年10月09日 20:48

中学英語でつまづかないために

 今月、国語道場では準会場として英検の1次試験、漢検が実施されます。

 以前は押し売りのように(笑)生徒に検定を勧めて、何とか実施に必要な最低人数を確保していたものですが、最近は、そんなことをやらなくても、募集すると最低人数の倍くらいはすぐに受検者が集まってくれるようになりました。

 塾生だけでなく、ご兄妹、親子で挑戦なんていうステキなご家族もいらっしゃいます。塾生のつながりでなく、個人的にお申し込みくださる方もいらっしゃいます。本当にありがたいことです。

 英検1次試験は先週の土曜日に実施いたしました。準会場での受検のよいところの一つに、周りの目を気にせずに自分のペースでチャレンジできるということがあります。

 一般的にこの学年だったらこれくらいの級を受けるというものがありますね(中1なら5級、中2なら4級、中3なら3級のような)。でも、英語がちょっと苦手だというお子さんでしたら、準会場ならひとまず優しい級を受検しやすいです。学校などでは、周囲のお友達の目が気になって、なかなかやりにくいところがあるでしょう。

 ところが、ここのところの検定では、どんどん上の級に挑戦している人が多くなっているように思います。国語道場の会場では、5級だったら受検者の半分以上はすでに小学生で、すでに3級を取得していて準2級に挑戦した中学2年生が2名いました。

 現実に、かなりの人数の小学生が何らかの形で英語を勉強していますね。そういう状況で中学に進学していきますから、中学に入って英語を初めて勉強するというお子さんの場合、他の教科の学力に問題がなくても、英語でいきなりつまづいてしまうことがよくあるようです。

 まあ、小学生が児童英会話のようなものを始めるということ自体は、だいぶ以前からあったことではありますが、最近の傾向は、実力志向ということが言えるように思われます。身についてもつかなくてもどちらでもよいような遊び半分のアクティビティ中心の児童英会話ではなく、英検のような資格を目標に着実に確かな英語力を身につけさせようという親御さんが多くなっているのでしょう。

 以前でしたら、小学生の時に児童英会話をやっていましたというお子さんの場合、中学の英語の勉強をやってみると、申し訳ないけれども正直言って「大したことない」ケースがほとんどでした。けれども、最近は本当にできる小学生が多くなっているように思います。

 これには、あと2年で始まる大学入試改革という背景があるでしょう。英検などの外部試験については、東京大学が必須とはしないという方針を発表するなど、予断を許さないところがあります。しかし、千葉大学のように、早くも外部検定の成績を採用すると公言している大学が複数存在することも確かです。

 国語道場の小学生英語は、最初から読む・書く・聞く・話すの4技能に対応しています。たしかな英語力をお子様に身につけさせたいというご希望をお持ちの保護者の皆様は、ぜひ国語道場の英語コースをご覧になってみてください。

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