2015年06月26日 22:37

入試の基本的な情報も知らないチェーン塾が存在する

 本日はお足もとの悪い中、お2方の入塾面談、お1方が入塾のお手続きにおいでくださいました。新規のお問い合わせも1件頂戴しました。いつも本当にありがとうございます。

 さて、先日いらっしゃった方との面談で、ちょっと驚くようなお話がありました。

 現代は情報化社会で、県立高校も、どのように入学者を選抜するかという情報を、公式サイトで公開しています。

 第1学区(千葉市)の中堅上位の高校では、内申点が一定の値を下回ると、前期入試できわめて不利な扱いを受けてしまう学校がいくつもあります。

 国語道場は、塾として当然のことながら、中学1年生の段階から内申点についての注意を口を酸っぱくして伝えています。

 「内申が大事」なんてことは抽象的な話ではありません。現実に、中学1~3年の間で1教科でも一定未満の内申をとってしまったために、入試本番のテストでどんなに健闘しても、残念な結果になることがあるのです。

 塾は、単に勉強を教えるだけではなく、こうした情報を日々しっかりと入手し、生徒やそのご家族に使えるようにお伝えすることもその役割として持っていると思います。

 ところが、先日入塾面談にいらっしゃった方は、現在某個別指導塾チェーンに通われているそうですが、このような大切な話を一度もお聞きになったことがないとのことでした。いったいこのチェーン塾の室長は何をしているのでしょうか。不思議で仕方がありません。

 先程も触れましたように、現在、千葉県の公立高校の入学者選抜方法は、各校のホームページでも確認できる情報です。このチェーン塾の室長はそんなことも知らないのでしょうか。それとも、生徒やそのご家族に伝える能力がないのでしょうか。

 チェーン塾本部も、夏期講習だけで30万円、40万円と法外な提案をするための研修ばかりでなく、生徒たちの人生に関わる情報を確実に伝える練習を職員の方々にきちんとやってもらいたいものです。まあ、個別指導塾チェーンというとブラック企業ばかりなので、1・2年でコロコロ退職してしまう社員にそんな教育はできないのでしょうか。

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