内申点は「ホームラン」と同じ
今日は明治天皇誕生日というか文化の日で日曜日でしたが、定期テスト対策学習会「日曜道場」第2ラウンドでした。
国語道場生で来週中間テストがあるのは花園中と加曽利中で、塾生の中ではメンシェヴィキということになります。そんなわけで、きょうは来る生徒も少ないかなと思っていたのですが、テスト直前の生徒のみならず、すでにテストの終わった緑町中の3年生や、再来週以降にテストがある緑町中の1年生や蘇我中の生徒、小学生も来てくれました。なんだかんだ勉強モードが盛り上がっている国語道場です。
中3にとってはもはや取り戻すことのできない1・2年生の日々ということで、一度つけられてしまった内申点を変えることはできません。あの時もっと頑張っておけばよかったなどと後悔もあるかもしれませんが、前を向くしかありません。これからの頑張りで、さらに入試における得点力を伸ばしていきましょう。
一方、1・2年生はこれから自分の内申点をいかようにもしていくことができます。悔いの残らないように、今からベストを尽くしたいものです。
プロ野球の打者の記録争いがありますね。代表的なものに、打率、ホームラン数、打点数があります。今年のセ・リーグでは、カープの鈴木誠也選手が最高打率を記録し、ホームラン数と打点数はベイスターズのソト選手が首位でした。ソト選手は、ホームラン43本に打点108と大変立派な成績でしたが、打率は2割6分9厘とベストテンにも入っていませんでした。
ホームラン数・打点の2つの記録と打率との違いは、皆さんもご存じとは思いますが、前者は実数で後者が割合という点ですね。打率は割合ですから、ヒットの本数は多くても打席数が多ければあまり高い数字にはならず、ヒット数自体は少なくても打席数も少なければ高い数字が出ることになります。一方、ホームラン数や打点は、一度打ってしまうと、その後全く活躍する機会がなかったとしても、その実数で記録が残ることになります。
何が言いたいのかといいますと、千葉県公立高校入試において中学校で出される内申点は、このホームラン数や打点と同じような性質があるということです。例えば、極端な例ですが、中1の時にオール5を取ったとして、その後グレてものすごく成績が下がったとしても、この一度もらった中1の時の評価は変わることがありません。岩盤のように変わることのないあなたの持ち点として、高校入試でもそのまま評価されるということです。
どうですか?なかなかいいものじゃないですか、内申点?入試本番のテストでは、もしかしたら大コケして思うように点数が伸びないこともあり得ます。でも、テストの点数が悪かったからと言って内申点が減らされることはありません、当たり前ですが。
内申点は、入試本番で、野球のホームラン数のように、あなたの評価を高く持ち上げて助けてくれるものです。だから、今精いっぱい頑張って、よい内申点がもらえるように前向きに努めてみてはどうでしょうか。
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