冬来たりなば春遠からじ
現在、新年度の生徒募集のチラシを鋭意作成しております。今月末には皆様のお手元に配布させていただこうと思っております。
毎回手作りなものですからかなり手間と時間がかかるのですが、皆様に国語道場がどういう塾で、どういう思いで運営しているか、少しでもよりよく伝わるように頑張って作成しております。
でも、こうしてまだチラシの配布もしていないうちから、すでにご新規の方からのお問い合わせをいただいたり、無料体験授業を実施させていただいたりしております。まことにありがとうございます。
もちろん、チラシが配布される以前から無料体験授業の実施、ご入塾は可能ですので、お気軽にお問い合わせいただければと思います。
私、家では毎朝犬を散歩に連れていく係なのですが、その犬が突然立ち止まって、空をじっと見上げておりました。なんだろうと思ってみると、数十羽の雁の大編隊が私たちの真上を通過するところでした。
低い高度を通っていたのか、かなり大きく見えました。カメラを持っていなかったのが残念。
ここのところの寒気。千葉も寒いと言っても彼らの根拠地のシベリアは氷点下数十度まで冷え込んでいるでいますから、そこよりはだいぶ過ごしやすいのでしょう。
けふからは日本の雁ぞ楽に寝よ (小林一茶)
自宅の庭で育てている梅が開花しました。植えてから7年目になりますが、毎年つぼみの数が増えていて、今年は数えられないくらいたくさん花をつけてくるようです。
1年目の春は花が0個で、2年目に確か4・5個だったので、毎年花が増えていくのはうれしいですね。
梅の成長を見ていると、子どもたちの成長に一脈通じるものを感じます。
梅はそこそこ手のかかる植物で、特に枝を短く保っていないと、花も実も付かなくなってしまいます。これは植えてから本を読んで知ったことですが。
初めの数年は枝を短くするにしても短くしすぎて、前の年よりも花が少なくなってしまったりなんだりと失敗ばかりしていましたが、最近は剪定もだいぶ上達しました。
剪定がうまくなると、花の数が一気に多くなりました。こちらの接し方がよくなってくると、木の方もそれに応えてくれるもののようです。
ただ、こちらはどんなふうに、どれだけ花をつけてほしいなどと、梅をコントロールすることはできません。あくまで花をつけ、実をならすのは梅の木自体。どんなに上手に剪定したり肥料をやったりしても、つぼみがどれほどつくかは冬になってみなければわかりません。
あれやこれやと手はかかって、接し方にも結構技術が必要だけれども、「花を咲かせる」のは子ども自身。親や周囲の大人はそれを信じて待つしかできない。
今年たくさんつぼみをつけてくれた梅の木を見ながらこんなことを思いました。
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