2020年02月05日 23:45

前期志願者数確定

 本日、県教委から千葉県公立高校前期選抜における各高校の志願者数の発表がありました。新聞には明日の朝刊に掲載されると思いますが、テスト業者さんがいち早く取引塾にデータを送っていますから、塾に通っているお子さんは今日貰ってきたという人が多いでしょう。

 国語道場もご多分に漏れずテスト業者さん提供の志願者数一覧をお配りしましたが、それと同時に第1学区全校・全学科、第2・第4学区の主要校・学科のボーダー予想もお渡ししています。どうかご家庭でよくご覧いただければと思います。

 ただ単に、自分の志望校の出願者が多い・少ないだけでは、自分にとって入試が厳しいのかそうでもないのかがよく分からないと思います。この資料は、各校の志願者たちの偏差値の分布を示すことで、お子さんが受験生の中のどの辺の位置にいるのかが分かるようになっています。

 何度も申し上げていることですが、高校入試の「合否判定」は、過去の模試である偏差値にあった人が実際の入試で合格した割合をもとに出しているものです。だから、今年の入試における合否の可能性ではないことに注意が必要です。私が上のような資料を作成しているのは、今年高校を受験するお子さんが、実際に志願者の中のどの辺の位置にあるのかを示すためです。

 マスコミの報道では、今年度が大学入試センター試験最後の年であることがしばしば言及されていましたが、皆様もご存じの通り、今年度は千葉県公立高校入試における2度の選抜試験の最後の年でもあります。来年度以降は1回の選抜になります。

 定員を前期とこうきとで6:4などの割合で分けるものですから、見かけ上の倍率が高くなります。高校入試で1.6倍の倍率というと結構高い印象を受けますが、ほとんどの普通科高校であれば、前期の倍率が1.66・・・倍以下のところは、全体定員よりも前期の出願者が少ないということになり、定員割れの可能性も高くなります。

 国語道場が作成している進学資料は、基本的に各校の全体定員をもとに合否の可能性を示しています。前期での合格は厳しいかもしれないけれども、後期まで頑張れば合格の可能性があるといったことを、普段からお示ししています。どうしてもその学校に進学したいと思うのなら、最後のチャンスまで頑張りぬくべきだと思うからです。

 それにしても、まあ、国語道場生はチャレンジャーが多いので、今年もボーダーライン上の受験生ばっかりですね。最後までおしりをひっぱたいて、何とか志望校合格を果たさせてあげたいです。

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