受験勉強の成否は「ゴールデンウィーク」で決まる
「ゴールデンウィーク」の途中ですが、受験生の皆さん、勉強してますか( ̄ー ̄)ニヤリ
というか、そもそも受験勉強、始めていますか( ̄▽ ̄)
国語道場の中3受験生は、今日もガンガン勉強しました。教科によってはもう中学3か年分の勉強が終わっちゃうという生徒もいます。
どうですか?勉強は順調に計画通り進んでいますか?
だいたいいつの時期までにこの問題集をここまで進めてとか、英単語はいつまでに1回終わらせてとか、そんな感じで計画を立てて進めていると思いますが、どうでしょう?当初考えていたペースで進んでいますか?
何の問題もなく進んでいるという人は、これからもその調子で頑張ってください。
しかし、現実にはかなり多くの人が計画通り進んでいない、なんかもう計画はなかったことになっている、そもそも計画って何それウマいの?みたいになっているのではないでしょうか。
そこで「ゴールデンウィーク」ですよ。この黄金の1週間をみすみすやり過ごしてはいけません。ここまでの学習の遅れを取り戻したり、計画を見直したり、それ以前に計画をちゃんと作ったりすることのできる絶好のチャンスです。私自身、大学受験の浪人時代、「ゴールデンウィーク」にそこまでの学習の遅れをすべて挽回することができたおかげで、その後の受験勉強を順調に進めることができました。
「ゴールデンウィーク」は新年度始まって割と早い時期にあるまとまった休みですので、ここでしっかりと体勢を立て直すことができれば、これから先の長丁場を本当に有効に使えるようになります。その意味で、私は「ゴールデンウィーク」こそが受験勉強における「天王山」であると思っています。
よく、「夏休みは受験の天王山」とか「夏を制する者は受験を制す」などと言われますけれども、よくよく考えてみると、これらの文言自体はほとんど意味のないものです。多分、夏期講習で生徒をたくさん獲得しようともくろむ受験業界の煽り文句が広く流布しただけだと思いますね。塾とかやっている人間がこういうのもなんですけど。
こういう空虚な言葉の一人歩きは危険ですよ。こんな言葉があるから、「受験勉強は夏休みから始めれば大丈夫かな」などと何の根拠もないことを妄想してしまう子どもが出てくるんですよ。そりゃ、平生からコツコツ積み上げてきている受験生に、付け焼刃がかなうわけないじゃないですか。
「夏休みが受験の天王山」などという言説の本来の意味を考えてると、次のようなことになると思うのですよ。すなわち、「受験本番に向けての勉強は、学校の授業がある学期中のふだんの予習・復習と、夏休みのおさらいの両輪が大切。夏休みにしっかりと総復習することで、これまでの日々の予習・復習がさらにしっかりと身につきます。だから、夏休みの勉強は大切だよ。学校が休みだからといってずっと休まないでね。」
要は、普段の勉強の積み重ねと長期休暇中の復習の双方が大切だということであって、「夏休みからがんばれば大丈夫」なんて意味ではおよそないですよね。
さてさて、こうしてみると「ゴールデンウィーク」の重要性がますます明らかになってきます。この期間を有効に使えば、夏休みの学習が効果的になるように、夏休みに至るまでの日ごろの学習をしっかりと立て直すことができるのですから。
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