句読点にだらしない児童・生徒の末路
定期テスト対策学習会「日曜道場」、おかげさまで大変な盛況でした。
定刻は9:30~16:30なのですが、開始30分前からやってきて、ラストまで頑張った生徒がいました。最長時間記録ですね。よく頑張りました。
中学1年生は初めての定期テストです。ここでたまにあるのが、英語で大失点する生徒です。
英語といっても中1のまだこの時期。習っていることも大したことはありませんし、本人もそんなに分かっていない、出来ていないつもりもありません。
ではどんなことで大失点するかというと、文末にピリオドがない、あるべきところにコンマを打っていない、文頭や固有名詞の最初の文字が大文字になっていない・・・といったことでちょいちょいちょいちょい減点された積み重ねということが多いように思います。終わってみれば大惨事。
国語道場では、ほとんどのお子さんが国語・数学・英語・社会・理科の5教科を受講しています。だから気づくことなのですが、こうした大惨事を招いてしまうお子さんは、国語の日本語の記述でも、読点(、)をほとんど使わずにだらだらと書いてしまったり、文の最後なのに句点(。)があったりなかったりするような文を書いてしまう傾向が確かにありますね。
こうした傾向のあるお子さんは、文の最後に“。”がついていてもいなくても、あまり気にならないようです。自分が気にならないから、大した問題ではないと思ってしまう。そこにある種の深刻さがあります。
句読点があってもなくても、言葉としては意味が通じてしまうので、甘い指導者だと見過ごしてしまうことがあるかもしれません。その甘さが、一部の子どもたちにこのような悪い習慣を残してしまっているのかもしれません。
その点、国語道場では私が厳しく、口が酸っぱくなるほど言い続けています。
「ここは文の最後なんだから、“。”をちゃんとつけろよ( ゚Д゚)ゴルァ」
ってな感じでやっております。
このような悪い習慣は、まずはいけないんだということを自覚させて、そこから“、”や“。”をつけるかどうかが気になるように修正していかなければならないでしょう。そこからしっかりとやっていかないと、英語のいわゆる「凡ミス」は、いつまでたっても減らせないと思います。英語だけの問題ではないのです。
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