国語力がなければ有名大学進学はほとんど不可能になる近い将来の話
現在の中学1年生から、大学入試センター試験に代わる新テストを受けることになることは、皆様ご存じですよね。
先日の朝日新聞で、その新テストの大まかな形式が紹介されていました。
まず、重要なのは、「新テストの「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」では、選択式だけでなく記述式問題も取り入れる」ことですね。
皆様ご存じのとおり、現在の大学入試センター試験はすべて選択式の問題ですが、現在の中学1年生が高3になった時に受ける新テストでは、1次試験レベルでも記述式問題が出ることになります。
さらに、「表現力などを問う長文の記述式問題を24年度から充実させる計画」ということなので、現在の小5が大学受験をする歳になると、1次試験レベルでもそこそこの長さの記述問題が出されることになります。
こうした大学入試の一大改革は、「知識量だけではなく、『思考力、判断力、表現力』といった考える力全般を測るという大学入試改革全体の流れ」の上にあるものだということです。
知識量だけではない「思考力、判断力、表現力」とは、どういうことでしょうか。
これは、まず問題を読み、何が聞かれているかを理解し、その答えとして使えることを自分の知識から引っ張り出し、そして答えを他人に分かりやすく伝わるように話したり書いたりする総合的な学力といえるでしょう。
はたして、こんな力を伸ばすことにつながる勉強なんてあるのでしょうか。
それが、国語です。現在の中学1年生より下の学齢の子どもたちは、なにはともあれこの国語力を身につけることがまず大切になります。
否が応でも、知識を暗記していればまるがもらえるようなテストの時代は終わります。お子さんは、テストや問題集の設問で何が問われているか正しく理解できていますか?分かったこと、言いたいことを人に分かりやすく簡潔に説明できていますか?これからの大学入試で求められる力の基本はここにあります。
お子様の将来を考えた場合、「読むこと」と「書くこと」の両方の指導がしっかりとした国語の授業を行っている塾を選ぶかどうかが重要になります。
「国語は成績が上がりにくい」などと国語指導のできない塾の口車に乗せられて、とりあえず数学と英語で週1・2回塾に通わせるようなごまかしをしていては、取り返しがつかないことになりかねませんよ。
総合的な学力基盤としての国語力を伸ばすには、様々な取り組みとなんといっても時間が必要で、一朝一夕で身に付くものではありません。機会さえあれば、早いうちにきちんとした国語指導を継続的に受けるようにしたいものです。
もちろん、どこよりも国語力が鍛えられる塾が国語道場であることは言うまでもありません。
—————
お問い合わせ先
国語道場(西千葉)稲毛区緑町1丁目27-14-202
千葉市
263-0023
043-247-7115
お電話のお問い合わせは、火~土曜日の午後3時~9時
メールは24時間承っております。