2016年04月26日 11:13

国語道場がいろいろ「細かいこと」にうるさい理由

 西千葉周辺にはいろいろと新しい塾さんが参入してきているようですが、お蔭さまで国語道場はなんの影響もなく、多くのお子様にお集まりいただいております。なおかつ今もご新規のお問い合わせや体験授業のお申し込みを頂戴しております。誠にありがとうございます。

 「ゴールデン・ウィーク」は、5月3日(火)の憲法記念日だけお休みを頂戴します。4月29日、5月4・5日も通常通り開校いたします。

 例年、「ゴールデンウィーク」無料体験会をにぎにぎしく実施していたのですが、トップページにもありますように、当面の募集人数の関係で、通常通りの対応とさせていただきます。定員に達し次第、募集を終了いたします。ご興味のある方は、お早めにお問い合わせをお願い申し上げます。

 さて、国語道場は、いろいろと「細かなこと」に小うるさいところのある塾でございます。

 授業中の「ちょっとした」私語も頭ごなしに怒鳴りつけられるのは当たり前で、ペン回しはその場でやめさせられます。だいたいペンなんか回している人間の頭は、少しも回転していませんからね。

 あと、テキスト忘れに関しては、基本的に家まで取りに帰ってもらいます。

 これに関しては、ほとんどの保護者の方にご納得いただいております。

 「テキスト忘れなんて、勉強以前の問題ですね。取りに帰らせられて当然です」とすんなり親御さんが納得なさるかどうかというのは、決して小さくない問題だと思います。なぜなら、そうお感じになることのできる親御さんであれば、子どもに対してそのようなスタンスで接し、しつけることが可能だからです。

 ところが、まれに、「取りに帰らせられた分の授業はどうしてくれるんだ」などとわざわざ言ってこられる方がいらっしゃいます。そもそも、国語道場は、標準コースの中学生なら授業追加はいくらでもできますし、振替も自由なので、別の時間にその分の授業を実施することは十分可能なのですが。

 こういう方は難しいなと思いつつ、その後も改善がないようなら、やんわりとエレガントに退塾されるように誘導しているのですが、今回はちゃんと説明もしておこうと思います。

 結局、勉強以前に必要なしつけ、習慣というものがあるということを理解できているかどうかということだと思うのですね。

 これは、今の時点でそうしたしつけができていて、習慣が身についていなけれいけないということではありません。親御さんの中にそういう問題意識があれば十分だと思います。

 しかしながら、生活習慣もでたらめで、勉強さえさせれば成績が上がるくらいに勘違いされている大人というのは、それなりに存在するようです。

 まあ、ほとんどの親御さんには言わずもがなのことかと思いますが、勉強以前の習慣が身についていない状況で、本格的な成績アップなどありえません。

 国語道場がなぜテキスト忘れに対して厳しいか。それは、「テキストを忘れる」ということからどういうことが見えてくるかを考えれば分かります。

 なぜテキストを忘れるということが起こるのか。それは、前日準備のようなことができていないからでしょう。

 テキストを忘れるお子さんは、宿題忘れや、見落としによるやり残しも多い傾向があります。それも当然で、塾の授業の前の日までに何をしていかなければいけないかの確認もしていないことによると思います。

 前の日までに何をしていなければいけないのか確認していない、ということから何がわかるか。それは、やるべきこともやらずにダラダラと時間を過ごしている生活習慣です。

 テキストを取りに帰らせるということで、忘れないためにどうしなければいけないか、ということを子どもなりに考えるきっかけにして欲しいと思っています。

 テキストを忘れないために、前の日までに準備をしておくとか、忙しい時でも忘れ物のないようにすぐ道具を持ち出せるように日頃からしておくとかいった工夫をしたり、そういうことができるようにするためにはどのように部屋を整理し、時間を使わなければいけないかを考えたりできるようにしていきたいですね。

 子ども自身がなんとも思っていないような習慣が、実は学習上の大変な障壁になっていることはよくあります。こういう悪い癖を治していくには相当の努力が必要です。そのために、国語道場は「細かいこと」に対してこれからもうるさくやっていこうと思っています。

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