塾長のスクールフェア活用法
27日(日)は、ここでも告知したように、幕張国際研修センターで県内の私学の先生方に一堂に会していただいての進学相談会、スクールフェア2015が開催された。
2階に謎のおじさんの胸像
会場名は何で「国際」なのかよく分からなかったが、バブル経済華やかなりしころ、幕張新都心の開発だってことでもともと国が作ったものらしい。それだけに天井も高くて床面積も広く、合同学校説明会を開くにはとてもいい会場だったと思う。
これは開会前。顔見知りの先生方のところを回って挨拶する。某高校の先生から、学校主催の説明会で余った和菓子(賞味期限切れぎりぎり)をありがたく頂戴する。
開会後。出足が悪いようだったんだけれども、それは県立そっくりもぎと重なってしまったからだったようで、終わってみれば昨年を上回る1,600名以上の入場者数だったそうだ。
道場生や保護者の方とも、今年は結構お会いできた。中には2年生とか小学生の親御さんもいらしていて、さすがは国語道場に通わせるご家庭の方は意識が高いなと思った。
閉会後は、私学の先生方との懇親会、というか飲み会。相談会の運営が滞りなく進むようにするのも大切だけれども、塾長としてはこっちの話も同じくらい重要。オモテの学校説明会では話題にならないことや言えないことを聞くことができるからね。
まだ知らない人も多いのかもしれないけれども、次年度入試ではキーになる学校が推薦入試の基準を上げることを決定しているので、流れが大きく変わることになる。それを私は去年の段階で把握することができていたんだけれども、それもスクールフェアの後の飲み会のお蔭だった。
K高校の先生とC高校の先生は二次会までお残りくださった。私も痛飲したが、来る大学入試改革に向けて高校は何をどう変えていくのかということを教えていただいた。
これまでのようにただ黙々と問題を解いて、紙のテストでいい点数が取れるような受験生を育てているようでは学校としても塾としてももう駄目だろう点で意見が一致した。知識なんてものはそれは問題解決の材料に過ぎない。これから生き残る学校や塾は、それを使って自分の考え方を簡潔に分かりやすく言ったり書いたりできるような指導をしているかどうかにかかっていて、旧態依然の一斉授業や依存心を育てるだけのエセ個別指導はどんどん淘汰されていくだろうという話になった。
国語道場は、大学入試改革なんかがかまびすしく言われだす前からアクティヴラーニングの個別指導に乗り出していたので、その点時代の先端を行っている。我ながら自分の先見の明に感心してしまうね。
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