2015年10月27日 10:57

夢は牛のお医者さん

 タイトルは、週末に家族と見てきた映画の題名です。「いい」という評判を聞いて、佐倉市のユーカリが丘まで行ってきました。

 もともと今週金曜日(30日)までの期間限定上映だったようですが、今、公式サイトで確認したら、好評につき11月5日(木)まで延長するそうです。

 いや、実にいい映画でしたよ。おすすめです。マジメな人々が、マジメに生きる人々をマジメに撮ったドキュメンタリーですね。マジメに生きるって素晴らしい。自分もマジメに生きようと前向きになれます。

 最初の舞台は新潟の寒村。そこの小さな小学校に、2頭の子牛がやってきた。その時の経験がきっかけで獣医師になる決意をし、それを実現した女性のお話です。

 過度に情緒的な映画だったら嫌だなあとちょっとだけ思っていたんですが、いやいやとんでもない。家畜とともに生きる農家、「経済動物」としての家畜の生死を時には冷静に判断しなければならない獣医師といった現実がしっかりと描かれていて、温かみがあると同時に地に足の着いた力強さのある映画でした。

 それと、私としては、日々子どもたちと関わる職業柄、子どもが自分の将来について真剣に考えるようになるためには、親の生業をよく知っていることって大事だなあと改めて認識しました。

 ぜひこういう映画を家族でご覧になって、生きるということ、親御さんの仕事のこと、お子さんの将来のことなんかを語らってもらいたいなあと思いました。

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