子どもが、自分の生き方を自分で決められるように
大相撲秋場所は、14日まで勝ちっぱなしの豪栄道が初優勝を決めたという大ニュースの裏で、服部桜という序ノ口力士の「敗退行為」が地味に話題になっていました。
この動画を見たときは、ちょっとびっくりしましたね。とんでもない奴だと思いました。実際批判的な意見を持つ人もたくさんいるようです。
しかしながら、私も教育者の端くれ。よくよく知りもせずに人を非難するのはよくないと思い、そもそもこの服部桜君がどうして角界に入ろうと思ったのかを調べてみたところ、神奈川県茅ケ崎市のウェブタウン誌に行き当たりました。彼について詳しく紹介されています。
服部桜君、小学生の時からの好角家で、相撲取りになりたい一心で、17歳の時親に内緒で式秀部屋に入門を願い出に行ったんだそうです。
聞いてみると、なかなか相撲に対するひたむきな愛情を持った若者のようですね。
私も、相撲好きの息子を、国技館に本場所を見に連れて行ったり、幕張本郷の阿武松部屋の朝げいこを見せてもらいに行ったりしたものです。
栃の心関と
阿武松部屋では、幼稚園児だった息子は回しを絞めてもらいまして、本物のお相撲さんと一緒に稽古をさせてもらいました。お相撲さんは大きいですから、ヒョロヒョロの幼稚園児がそのお相撲さんにあたるといっても、当然ビビる。足がすくむ。
服部桜君の「敗退行為」の動画を見ていて、その時の息子の様子が思い出されましたよ。もちろんプロの関取を目指す人に、こんな感じで同情するのは間違っているかもしれませんが。
まあ、とにかく服部桜君は、自分で決めた生き方ですから、たくさん稽古して、たくさん食べて、たくさん寝て、体重を増やして、強い関取になってほしいです。
さて、明日は、弁天の生涯学習センター(中央図書館と言った方が分かりやすいでしょうか)で、千葉学習塾協同組合主催の公立高校合同相談会が実施されます。午後1時から4時半までやっています。
「公立高校合同相談会」とは、県内の公立高校と木更津高専、合わせて全53校が参加する進学相談会です。第1学区(千葉市)はすべての高校から入試担当の先生が来てくださいます。
学校案内等をまとめて手に入れられるところも、この会の魅力です。これだけのために来てもいいかもしれませんね。
もちろん入場は無料、入退場も自由です。私もスタッフとして参加していますので、皆さん来てくださいね。
私は、道場の子どもたちには、自分でどうやって生きていきたいのか考える人になってほしいとかねがね思っています。このようなイベントが、お子さんの自立的な生き方の一助になればと願っています。
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