2020年01月24日 23:46

子どもの成績を上げられる家庭の特徴

 小学生の1月実力テストの成績が、教室管理者向けに閲覧可能になりました。今回もものすごい勢いで偏差値を伸ばした子どもたちがたくさんいます。成績表の返却は来週以降になる予定です。

 やはり低学年は強いです。1年以上通っていて、前年度からの成績推移が比較できる小学3年生が4人在籍しているのですが、今のところ全員の成績が通算でプラス。それも11ポイント、12ポイント、15ポイント、17ポイント、18ポイント、20ポイント、28ポイント・・・という驚異的な伸びを、国語・算数のいずれかの教科、または2教科合計でたたき出しています。

 やっぱりお子さんの成績を上げられるご家庭の第一の特徴、それは対処が早いことです。小学校低学年で、あれ、これちょっとまずいかな?と思ったらただちに国語道場にお通わせになる。このスピード感が成績に結びついていると言えるでしょう。

 理屈は簡単で、小学校低学年の時期は、そもそも学校でもそれほど難しいことを習っていないし、これまでに学習してきた内容も多くありません。この段階ですぐに集中的に学習に取り組めば、あっという間に遅れを取り戻せます。逆に、小学校低学年の時期から塾で集中的に勉強させるなんて頭にない人がたくさんいますから、遅れを取り戻せるどころか、またたく間にリードすることさえできます。

 小学生の時から塾に通わせるなんて早すぎると思い込んでいる方は少なくないと思いますが、私から言わせれば、中学なんて論外。小学校高学年でも場合によっては遅いです。まれに、良い遺伝子をお持ちなのか、家庭教育が優れているのか、中3の間だけ塾に通って、ドカンと成績を伸ばすお子さんもいますが、まあ、100人に1人くらいです。これも理由は簡単で、多くの場合、小学校低学年の時に基礎学力が形作られていないため、その後小3、小4、小5、小6と身についていないことが雪だるま式に膨らんでしまうからです。

 では、小学校高学年では遅すぎるのかというとそうでもありません。今回の実力テストで、小6でも偏差値を10ポイントとか、11ポイント、14ポイント、17ポイントといった形で伸ばすことに成功した生徒もいます。

 こういう成績アップを実現されるご家庭の特徴は、ちゃんと対処されることです。ちゃんと対処するとは、子どもに勉強に時間と労力をかけさせるということです。

 小学校の高学年になっても、勉強に集中的に取り掛からせることをなんとなく避けていて、勉強以外の習い事やクラブ活動により多くの時間を使わせてしまっているご家庭は多いですよね。まあ、この辺は価値観の問題でもあるので、こちらとしても強引に勉強させるようには勧めません。ただ、子どもにこのような時間の使わせ方をしている以上、子どもの学力・成績についてくよくよするべきじゃないと思います。それくらい腹をくくってほしいものです。

 今回、高学年でも大幅成績アップを実現できたお子さんは、多くが冬期講習で昨年12月から20コマ、30コマ、40コマと授業を入れて、がっつり復習をした生徒です。国語道場の期別講習は、中学生は定額通い放題、小学生は1コマ550円で授業追加可能という方式で、安心してたくさん授業を受けられるシステムにしています。本気でたくさん勉強させたいという方を、しっかりと応援できる仕組みを持っているということです。

 小学2年生にもなれば、勉強しないで学力・成績を上げる方法は基本的にありません。お子さんの学力については、合理的・シンプルに考えるべきだと思います。問題があるなら、とにかくできるだけ早く対処する。やるからには時間と労力を惜します徹底的にやる。このような思考と判断、そして行動が伴えば、お子さんの学力を間違いなく向上させることができるでしょう。

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