2020年04月14日 23:54

子どもはちゃんとしていないのが当たり前と思えれば

 すみません。新しいブログのサイトを作って、そちらに移転するなどと申しておりましたが、アクセスが集中して3日で容量をオーバーしてしまったようです。

 というわけで、恥ずかしながら帰ってまいりました。当面こちらで更新いたします。引き続きなにとぞ良しなにお願いいたしますm(__)m

 今日は何名かの保護者の方と、電話などでお話をさせていただきました。お一人お一人に多少の差はあれど、3月から続く長期の休校措置下で、お疲れのご様子があるように拝察いたしました。

 それはそうですよね。うちも子どもが2人いますが、どちらも盛大に生活が乱れております。先日、下の娘なんかは布団から起きてきたのがもう午後の3時とかでしたからね。もう終わってますね(*_*)

 まあ、「お家で一緒にやってみよう」なんて呼びかけがあったりしますけど、んなもんただの綺麗事じゃないのなんて思えることもありますよね。一緒に家事をやってみようと提案したって、動きゃしません。本でも読んだらなんて言ってみても、およそそんなことをしそうにもありません。勉強なんてなおのこと・・・。

 全国ほぼ一斉休校措置は、そうとう親御さん、特にお母さま方に精神的なダメージを与えているんじゃなかろうかと想像します。

 外を見ても、休業しているお店が多かったり、開いているお店にもお客さんが少なかったり、そもそも人通りもまばらで、世の中何となく活気がないですよね。不安とイライラした感情が広がっているように感じられます。

 世の中のこの雰囲気、ソ連崩壊直後のロシアを思い出します。

 私が学生時代ちょうど滞在していた1992年から93年のことです。経済が崩壊して、とんでもないインフレが発生し、多くの人が職を失いました。統計では、その年、ロシア全土で5万人が自ら命を絶ったそうです。とにかく町ゆく人々の気が立っていて、だれかれとなく八つ当たりをしてしまうような状況で、私も商店で買い物をしに行っては、なぜか店員に怒られることがよくありましたね。

 ソ連の崩壊に比べれば、日本におけるコロナウィルス感染なんて物の数ではない、とあえて言いたいです。詳しくは書きませんが、このことは各種統計からも明らかです。まずは、「これからますます大変なことになっていく」なんて人の不安を煽るようなことを吹聴している人は疑ってかかるようにしましょう。数字のデータを自分で確認して、あんまり変な民法のワイドショーなんかは見ないことですね。

 私のうちでは、子どもが少なくとも朝ちゃんと起きるように、いつもは朝寝坊の私も少々早く起きて、子どもたちと一緒に朝食をとるようにしました。可能な限り、保護者に当たる方々で、子どもたちの生活をどうするかのコンセンサスを持って、協力しあえるといいですね。それでも、子どもたちはダラダラしている(ように見える)かもしれませんが、その辺は割り切るしかないと思います。

 尾木ママさんがあるテレビ番組で言っていたことですが、子どもに家事の手伝いをさせる心得として、「子どもを戦力と考えるな」というのがありました。子どもに自分と同じクオリティーで仕事の肩代わりをさせようと期待しているから、自分の思うように子どもができないと怒ってうということでしょう。手伝いをさせるなら、子どもと一緒に遊ぶくらいの腹積もりが必要なのかもしれません。手伝いに限らず、子どもはそもそも親の思い通りになど動くはずのないものだという割り切りは、出来れば持ちたいものです。

 どうも、そう思おうにも心が落ち着かないということでしたら、可能な限りご自分の時間を持てるようにすることかと思います。それがなかなか、特にお母さま方は難しいところがあるかもしれませんので、いずれにせよ保護者に当たる方の協力は大切ですね。

 30分くらい歩くのはお薦めですね。私は、毎日通勤で自宅から国語道場まで片道30分ほど歩いているのですが、これはなかなか良いなと思っております。外出自粛要請下でも、なんぼなんでもこれくらいは何の問題もないでしょう。

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