2019年05月30日 22:18

子どもは未経験のことを面倒くさがるもの。大人は、「まあ、やってみろ」と背中を押すことが大事

 轟町中の前期中間テストが終わりました。みんな、お疲れさん。明日以降、結果を聞かせてもらいますよ。 

 「1教科+20点保証」だとか言っているようなへっぽこ個別指導チェーン塾のような考え方はどうでもいいとして、「成績を上げる」とは、順位・偏差値を上げることだと考えたほうがいいでしょう。なぜなら、日本の高校や大学入試制度は競争入試で、より上位の成績のものが合格するようにできているからです。

 では勉強においてそのために有効なことは何でしょうか。これも繰り返しになりますが、「人よかやる」ということです。「ここまでやる奴はそうはいないだろう」と思えるようなことをどれほどできるかということです。

 しかしながら、子どもを放っておいてこのような発想を持つようになるかというと、それはもう絶望的にないと言っていいでしょう。ゆえに大人は子どもたちに働きかけをしなければなりません。とは言え、働きかけをするといっても、たんに子どもに「人よか勉強せえ」と言って、ただちに子どもたちが机にがっついて勉強を始めるなどということもあるはずがない。

 こういう時に効いてくるのは、これまでにどれほど親子でいろいろな体験をしてきたかということだと思います。

 子どもって、何か面白そうなイベントや遊びに連れていこうとしても、まず「え~、やだ~」とかいうところがありますよね。で、実際連れていってみると、夢中になって遊んで、「ああ、面白かった。また来たい」なんてしゃあしゃあと言いやがります。

 これはある子どもたちのための活動を運営している団体の方から聞いた言葉なんですが、

子どもというのは、自分のやったことのないことは、最初嫌がるものなんですよ。大人はそんなのを真に受けるんじゃなくて、「いいから、やってみようよ」引っ張っていくことが大切なんですよ。

と。そっくりそのままではないですが、だいたいこのようなことを言われていて、なるほどと膝を打った覚えがあります。

 こうやって、最初よく分からないし面倒くさそうだなとしり込みしていたけれども、やってみたら結構面白かったなんて経験を子どもが積み重ねること。こういうことが後々に、面倒くさそうだけどやってみるかという心の強さを培っていくんじゃないかなと思っています。

 国語道場では、小学生向けに実力テストの解きなおし学習と再テストを実施しています。

 テストの見直しなんて、ふつうはやっぱりやりたくないものですよね。一度やったテストなんて、二度と見たいと思わないですよね。でもそこに「人よかやれる」ポイントがある。こんなのみんなやりたくないよなということをあえてできる人は、勝利します。

 テストの見直し授業を終えて帰る子どもたちは、とても晴れ晴れとして充実感にあふれています。やる前は面倒くさくていやだなあと思っていたと思うんですが、こんな面倒なことをあえて頑張った自分に自信を感じているのではないでしょうか。

 現在まだまだ小学生のテスト見直し授業&再テストは実施中です。「どうする?」なんてお聞きになって、「いや、いい」、「大丈夫」なんてお子さんに言われて、申し込みに躊躇されている方もいるかもしれません。どうか背中を押してあげて、お子さんを成長させてあげてほしいなと思います。

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