2017年02月07日 10:46

子どもを強くする塾

 先日、ある保護者の方から、

「国語道場は頑張れる人にはいいんじゃない。」

と言われているというお話を伺いました。

 ニュアンスがよく分からないところもありますが、基本的にありがたい、正当な評価と思っております。

 はっきり言って、国語道場は個別なのに授業が多いのですよ。中1、中2でも、ほぼ毎日通っているという生徒はざらです。週に1~2回、英語と数学だけやってお茶を濁せないかなどと考えている人には、正直厳しいと思います。

 逆に、定期テストも入試も国・数・英・社・理の5教科必要なのに、なんで週に1~2回、英語と数学だけで十分だと思われるのか、私にはよく分かりません。

 通常の授業は、学校の予習です。まず、その日の学ぶ内容を一人一人、マン・ツー・マンで解説するところから始まります。

 解説が終わったら、教わったことを使って、練習問題を解かせます。分からないことはいつでも質問することができるのですが、ここから先が特徴的かもしれません。国語道場は、個別指導ですが、手取り足取り生徒に教えこんで、自ら問題解決する力を損なうような指導はしていません。

 「この単語が分かりません」→「辞書を引きなさい」と突き放されるところから始まって、

「この問題が分かりません」→「では、その問題を音読してごらん」

「次に、何を聞かれているかを確認しよう。質問の言葉に印をつけて。そう。ここで聞かれているのは『どのような様子か』だよね。」

といった感じで、考える手順を体験させることに力を入れています

 言い換えると、まず問題を読むところから始まって、次にその内容と何を聞かれているかを理解し、それにかなう答案を書けるようにするためには、どのように頭を使い、手を動かさなければいけないのかを教えているということです。問題が解ける人は、このように頭を使って手を動かしているんだよということを体験させているというわけです。

 ほとんどの場合、このような形で子どもたちに自己解決させられます。そもそも自己解決できるようにすることが教育です。

 まどろっこしく思われる方もいるかもしれませんが、このやり方を守っていくつもりです。なぜなら、この方法が一番力がつくからです。

 授業以外にも、定期テスト対策学習会「日曜道場」ですとか、千葉県公立高校過去問演習「カコモンGO!」とかいった勉強イベントもあるのですが、とにかく長時間、大量に勉強させるところに特徴があります。

 狙いは、本気で学力を向上させて成績を上げる、難関校に合格するためには、これくらいやるのが普通なんだよということを、子どもたちに体験させることにあります。

 やっぱり、知らないと信じられないと思うのですね。「日曜道場」に行ったら7時間勉強するんだよなどと言っても、「そんなにできません」となっちゃうんじゃないでしょうか。

 実際、このブログをご覧になっている方でも、受験の時はそれくらい勉強したなという経験は持っていらっしゃるのではないでしょうか。そう。こんな勉強全く普通なんですよ。

 でも、なかなか口で言ってもわからないものです。「え~、そんなにやるの?」へらへら。そんな感じになってしまうと思います。だから、半強制的に実際に経験させるんです。

 実際に体験させてみる。そして自分にもできたという経験をさせ、自信を持ってもらいたいですね。そして、こういう経験の積み重ねから、その後の人生でも自らの力で前に進んでいけるような人間になってもらえたらなと思っています。

—————

戻る


お問い合わせ先

国語道場(西千葉)

稲毛区緑町1丁目27-14-202
千葉市
263-0023


043-247-7115
お電話のお問い合わせは、火~土曜日の午後3時~9時
メールは24時間承っております。