2016年07月06日 11:10

子を持つ親なら当然投票には行かれますよね?

 先週、国語道場の夏期講習生募集のチラシの配布をさせていただいたのですが、募集6名のところ現時点でそれに倍する方々からのお問合せを頂戴いたしております。誠にありがとうございます。

 早晩募集終了となりますので、ご興味のある方はお早めにお問い合わせください。チラシが届いていない、見てみたいという方もどうぞご請求ください。お送りさせていただきます。

 2年前の記事で、子どもを勉強好きに育てるためには親は選挙に行って当たり前ということを書いたのですが、それをある程度実証的に示すような調査を共同通信社が行ったようですね。リンク先は佐賀新聞社のものです。共同通信の調査を詳細に掲載しているのがここしかなかったためです。

 調査は、今回新たに有権者となった18・19歳の若者50名とその親50名の計100名に対し、選挙に行くか行かないかとその理由を尋ねたものです。

 興味深い、というかそりゃそうですよねと思うのはこの部分。

「投票に行く」子のうち「親子で政治や経済、社会問題について話をすることがある」としたのは29人(78%)。「行かない」「決めていない」とした子13人のうち9人(69%)が「話す機会がない」と答え、親子の会話の有無が投票の意欲と関連している可能性があることも分かった

 投票に行くと答えた子のうち8割は、親子で政治・経済・社会について話をする。それに対し、投票に行かない・未定の子のうち7割は、親子でそういう話をする機会がない。投票に行かない理由で多いのは、「分からない」・「興味がない」ということだそうです。

 ここまで来たら、全国学力テストで、親が選挙に行くか行かないかと子供の成績との関係も調査してもらいたいですね。投票率も上がるかも(´∀`*)ウフフ

 上の調査で、選挙に行かない・決めていないと答えた18・19歳の若者は、家族で政治・経済・社会について話し合う機会がないのですよね。ここからは想像なんですが、やはりそういう親御さんは選挙にも行かないような方なんではないでしょうか。それから、世の中のことに関心がないという点で、この若者はどちらかというと学業成績も下位に属する人が多いのではないでしょうか。

 なにぶん想像の域を出ないことではありますが、家庭で世の中のことについて話し合う機会がないというところからして、親が選挙に行かないことと子どもの学業成績が悪いこととの間の相関関係は、かなり言えそうなことに思われるんですが。

 毎日新聞の調査では、投票に行かない人の理由で一番多いのが、「面倒だから」だそうです・・・。うーん、味わい深いですね。これが大人の言うことです。ダメな中学生そのものですね( ̄ー ̄)ニヤリ

 それ、お子さんが勉強しない理由そのものですよ。面倒だとか、なんかよく分からないからとかでやらない。選挙のような重要な権利を放棄することで、子どもに身をもって「教育」してしまっているんじゃないでしょうか。

 今度の日曜日の参議院議員選挙。子どもを勉強好きにするための一つの大事なチャンスです。選挙公報なら、新聞をとっていなくてもネットで見られます。ご家族皆さんでだれに投票するか、じっくり話し合ってみてはいかがでしょうか。

 こんなことは国語道場にお子様を通わせてくださっている保護者の皆様には釈迦に説法のようなことではありますが、このブログも最近は日に1,000PVくらい記録するようになっておりまして、日々たくさんの方にご覧いただいているようですので、あえて言わずもがなのことを書かせていただきました。

※追記(7月7日)・・・本日の朝日小学生新聞を読んで、恥ずかしながら初めて知ったのですが、今回の参議院議員選挙から18歳未満の自分の子どもを連れて投票所に入ってよくなったんですね。

参議院議員選挙については、中学校の9月の期末テストではまず間違いなく時事問題として出題されるでしょうし、中学受験・高校受験でも必須の知識ですから、小・中学生のお子さんでしたらぜひ一緒に投票所に行かれることをお勧めします。

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