2020年03月16日 21:58

学校の勉強がみんな終わっていないわけですよね

 千葉市では、当初予定されていた休校期間は今日まででしたが、結局このまま学校は再開されることなく春休みに入ってしまうことになりました。成田市のように、今日から学校が再開された自治体もあるようですが、千葉市はなにぶん公立中学校の先生に感染者がいたという事情もありますので、致し方ない決定であるのかもしれません。

 休校期間中の学習指導について、「遠隔指導」なんてこともありましたけれども、どうでしょうか。そんなもの、まあ、やらない人はやらないですよね。「やっている」としても、その中身は非常に薄っぺらいものになりやすいのではないでしょうか。「AIを使った指導」だとか何とかいったところで、雑にやる人は注意する人も特にいなければ雑にやるだけなので、書店で買ってきたドリルをやらせているのとさして結果は大して変わらないでしょう。やはり人から教えてもらわないと、身の入った学習はほとんどの小・中学生では難しいだろうと考えます。

 また、私が非常に気になっているのは、3月の3週間ほどの授業がなくなってしまったことで、本来この時期に学校で教わるべき単元を教わっていないお子さんが、確実にたくさん出ているだろうということです。これに対するケアはどうなってしまうのでしょうか。「遠隔指導」で何とかなるなどと考えるのは、甘いと言わざるを得ません。

 国語道場では、現時点でほぼすべての生徒が、その学年で教わるべき単元の学習を終えました。学校で教わることができなかったとしても、国語道場の生徒たちはみな一とおりの学習はできています。

 また、中学生の標準コース生は授業受け放題、追加し放題なので、学校での授業がない分、どんどん授業を追加してきてくれる生徒がたくさんいました。そのおかげもありまして、多くの生徒が、その学年までの全単元の学習を終えているばかりではなく、総復習まで終了してしまいました。要するに、学年の全学習内容を2回以上繰り返しおさらいできてしまったということですね。

 復習は、通常春期講習のメニューだったわけですが、それが春休み前に終わってしまった生徒が少なくないということについて、塾長としては、こんなことを言っては何ですが、ありがたいというのが正直なところだったりします。定着度の高い生徒については、今後どんどん先に進めていって、高校受験を有利に進められるようにすることもできますし、もう少しおさらいが必要なお子さんについても、それに必要な時間がゲインできたことになるからです。とにかく、来ていただいている生徒たちに対する指導のオプションが増えたということです。

 学校の休校の影響で、まだ教わっていない単元があるのにそれをまだやっていないところがあるという方は、すぐにでも手を打たれたほうがいいと強く思います。国語道場は、個別指導なので、あらゆる状況のお子さんに対応可能です。ご心配な方は、すぐにでもご相談いただければと思います。春休み期間中に実施する春期講習も予定通り開講いたします。

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