小学生用の国語記述テキストが6種類から12種類になります！

　国語道場は、国語・算数／数学・英語・社会・理科の5教科を教える塾ですが、名にし負う国語の指導が充実しているのは申すまでもありません。

　どういう点で充実しているかというと、それは様々ですが、その一つに、お子さんの現状の日本語力を客観的に測定し、それに基づいて一人一人に合ったテキストを選定して指導に使っているということがあげられます。

　中学生では、15種類のテキストを、生徒の日本語語彙力、言語の運用能力に合わせて使い分けています。したがって、効果的にあらゆる学びの基盤になる日本語能力と読解力を鍛えることができます。同じ時間に国語を受講している中学生一人一人の国語テキストが違うということもよくあります。

　今年度まで小学生用の国語記述のテキストは6種類で、生徒一人一人の状況に合わせて使い分けてきました。選定の基準は、日本語語彙力です。

　従来のやり方でも大いに効果はありました。しかし、同等の語彙力のお子さんでも、言葉の運用能力には個人差があります。例えば、「はにかむ」という言葉を知っている2人のお子さんがいるとします。その一方は、「はにかむ」という言葉を使って文を書くことができますが、もう一方は文章を読んで「はにかむ」という言葉に出会ったときにその意味が分かる程度だとします。この場合、前者のお子さんは言葉の運用能力が高く、後者はそれほどではないということになります。当然、記述式解答は前者のお子さんのほうが上手です。

　このように、語彙力が同等でも、それを使うことにもう一つ練習が必要なお子さんのために、段階的に記述解答を完成させられるテキストを新たに導入することにいたしました。

　これによって、小学生向けの国語テキストが12種類になりました。我々指導スタッフは少々大変ですが、お子さんにとってはより着実に国語の記述式解答が作成できるような体制になりました。