役に立たない英語を惰性的に子どもに習わせるべきではありません
皆さんは、お子さんに英語をどんどん勉強させていらっしゃいますか?
私は、小4の娘にどんどんやらせています。仕事柄、これからの日本の教育がどうなっていくか、特に大学入試がどうなっていくかという情報が入りやすい立場ですから、やはり必要だということは迷わず自分の子どもにはやらせています。
西千葉地区は、私の感覚ですと、小学生とかあるいはもっと早い時期からお子さんに英語を習わせるという方が多いなあという気がします。小学生の時に英語を習わせていなかったら、中学ではすでに英語をやっていた生徒が結構いて、自分のお子さんに英語で苦労させてしまったと後悔される方のお話を何度か伺ったことがあります。
とにかく、もう小学生でも英語はどんどんやらせたほうがいいです。中学受験でそこまで時間が取れないということでもなければ、大学入試でこれから起こること、今すでに起きていることを考えたら、英語をやらせないとまずいというのが現実だと思います。
大学受験がこれからどうなるのかということですが、ご存じの方も多いとは思いますが、英語は4技能が評価されるようになるということです。というか、すでにもうそうなりつつあります。
英語の4技能とは、読む・書く・聞くそして話す能力のことです。従来の入試では、読む・書くばかりで、聞くが少し、話すはほとんどゼロという状況でした。
で、大学入試でこの4技能を測るテストが行われるようになるのかというとそうではなく、英検のような資格試験を高校在学中に受けておいて、それを自らの英語力の証明にするような形になっていくようです。
先ほど、TEAPを入試に採用している大学の一覧を調べてみたのですが、またさらに拡大していますね。早稲田、上智、東京理科、学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政と、都内の上位私立大学はほとんど参加していますね。TEAPというのは、英検協会と上智大学が合同で開発した英語テストです。
来月の15日(日)、海浜幕張の国際研修センターで、国語道場が加盟する千葉学習塾協同組合によるスクールフェアというイベントがあるのですが、その冒頭、英語のカリスマ講師安河内哲也先生による、これからの英語教育に関する講演会があります。日本の英語教育がどうなっていくのか、先生は文科省の有識者会議の委員も務めているので、最新真正の情報が聞けます。
スクールフェアは主に中学生向けのイベントなのですが、英語教育の情報は誰にとっても重要なものですから、小学生、まだ就学前のお子さんの親御さんもご興味のある方はぜひお出かけになってみてください。
ところで、お聞きしたいのですが、皆さんがお子さんにやらせている・やらせようと思っている英語は、こういう現実に対して役に立つものですか?
従来型の入試対応から抜け出せない単なる文法事項先取りの英語塾の英語、遊び半分のグループレッスンの児童英会話とか、まだまだ、こういう言っては何ですが、役に立たない英語を習わせている人が多いなあと思います。親御さんのアタマが、まだまだ従来型の英語教育はこういうものだという思い込みから抜け出せていないのかもしれません。
これから必要な英語力は、なんといっても4技能です。英語でしゃべれるようになる練習をしていかなかったら、どれだけがんばろうと無意味です。
従来型の入試に適応しすぎた勉強や、決められたことを言うだけの練習をいくら積んでも、英語を喋れるようにはならないということは、私たちはこれまでも十分見てきているのではないでしょうか。
国語道場では、外国人講師にマンツーマンで英語を教えてもらえる学習指導を行っています。英語は外国人にマンツーマンで教わる。これに勝るものはないと確信しています。
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