明日(22日)も日曜道場!
明日朝9:30より、恒例の定期テスト対策「日曜道場」を実施します。
もちろん、中3受験生、定期テストの終わった中学の生徒、小学生、高校生も大歓迎です。
と思ったら、明日は轟町中の野球部は、地区大会の試合があるんですね。うーむ。
地区大会だから、定期テストの時期は最大限考慮した日程でしょう。そうすると、こんな遅い時期に中間テストを実施して、結果その前の最後の日曜日に試合がかぶるなんていうのは、学校側の大チョンボだと思うのですが。
部活動停止期間がテスト前5日というのもいかにも短い。ほかの中学校の子どもたちに比べてハンデをつけさせることに何の意味があるのか私にはよく分かりませんが、いつまでこんなことを続けるつもりなんでしょうか。
以前の記事にも書きましたが、公立高校前期入試における部活動の評価は、県大会上位や関東大会進出レベルでせいぜい5点~10点程度です。市の総体敗退レベルならほとんど1点の評価にもなりません。
だから部活動なんてどうでもいいと言っているのではありません。一番大切なのは勉強だという当たり前のことを言っているだけです。高校の先生方もそのように評価しているということです。
こういう話になると、すぐにやれ「○○先輩は△△部の部長もやって、成績も学年トップクラスだった」とかいうことを引き合いに出す人もいる。
それは、そういうナポレオンみたいな人はいるでしょう。それでは、あなた自身は?あなたのお子さんはそういうナポレオンのようなことができるのかということを冷静に考えていただきたいのです。もちろん学校の先生方にも・・・。
ほとんどの人にとって、自分のやるべきこと、できることはしっかりと絞ったほうがいい。そういうことをきちんと子どもに伝えることこそが教育です。
そういうことをきちんと整理しないで、あれもこれもやらせようとするから、子どもはどれもこれもいい加減なことをやるようになる。部活動を口実に勉強をさぼるようなことをするようになるのです。
また、「文武両道が大事だ」とか、「部活動の中で培われることも大切だ」なんて薄っぺらいことを言う人間が出てくる。
本当に勉強と部活を両立させようとするならば、部活の時間なんて1日1時間未満じゃないとやっていられないはずです。それ以上かけていたら、明らかに勉強の時間が足りなくなります。その1時間未満の限られた中で集中して部活の練習に取り組むことを両立というのです。
道場ではしょっちゅう言うことなんですが、部活が大変で勉強できないなんて言っている人間は、草野球が忙しくて仕事ができないといっているのと同じです。ただのヨタローです。
結構厳しいことを言うようですが、私にはその資格がある。なんとなれば、私は、高校時代、ほとんど毎日部活をやりに学校へ行っていたようなものだったからです。本当に一生懸命部活の練習に取り組みましたし、部としての目標も達成することができました。そこで得た友人や経験は今でも大切な宝物です。
一方で、現役では大学入試で全滅し、浪人しました。今思えば、際限なく時間を湯水のように使う活動は不必要で、間違っていたと思います。もっと効率的にやることはできたはずだと思います。
さて、子どもたちにこれからも過剰な負荷を与え続け、際限なく時間を浪費し、私と同じ経験をして初めてその間違いに気づくのが良いのか、部活というか趣味ですね、趣味は趣味として限られた時間の中で集中して効率的に取り組めるように指導するのが良いのか。考えるまでもないことのように思いますが、どうでしょうか。
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