爆発的に語彙力が伸びる低学年の時期を見逃すな!
以前もお話しましたが、塾長の私は、ショパン好きが高じてポーランド語を勉強しています。と言っても日々忙しいので、1日30分程度できるかどうかですが。
ポーランドのクラクフという町にある語学学校が刊行しているテキストをアマゾンで購入したところ、オンラインの学習サービスがついていました。大変よくできたサービスで、音声データや練習問題が無料でついています。毎日単語テストもやってくれます。ということで、塾長は国語の授業で毎回子どもたちに漢字テストをやらせておりますが、私自身も毎日ポーランド語の単語テストを受けております。
開始から52日で192単語習得。1日3.7単語。1年続ければ1,300語くらいになるでしょうか。まあ、アラフィフおじさんの言語習得能力なんてこんなもんですかねえ(^^;
しかし、これと比べると本当にすごいなと思うのが、やっぱり子どもの学習能力です。特に幼児~小学校低学年の時期の子どもの力です。
上のグラフは先日別の記事でも紹介したものですが、低学年児童の日本語語彙力の伸びがすごい。小1→小2で平均+4,000語、小2→小3で+3,000語ですよ。
国語道場の生徒だと、小1→小2の1年間で+9,100語とか+9,800語という生徒がいて、小2→小3で+3,500語とか+5,600語といった生徒がざらにいます。本当にすごいですね。みずみずしい脳がうらやましい!
まあ、この「脳力」を取り戻すなんてことは、アラフィフの私にはもちろん無理ですが、10代の若者でも難しいかもしれません。上のグラフのとおりで、小学校高学年で語彙力の伸びは次第に鈍化して、中学生になるとあまり変わらなくなっています。
1年間で語彙力が約10,000語も伸びる。恐らくこんな時期は、人の一生の中でこの時期にしかないことなのでしょう。この時期に子どもに何を与え、何をやらせていくかということの重要性を痛感します。
やはり心ある人の親としては、語彙力が爆発的に伸びる子の小学生低学年の時期に、たくさんのよい本を読ませ、たくさんのよい言葉に触れさせたいと思うのではないでしょうか。この貴重な時期に、フラッシュカードだか何だかを使った効果も怪しいオカルト的な早期教育だとか、単純な計算練習ばっかりやらせるなんて本当にもったいない!
国語道場が西千葉地区で独占的にご提供している読書指導「ことばの学校」は、まだ自力で文字を書けない年長さんの年齢のお子さんから、よい本をたくさん読ませて効果的に日本語語彙力を伸ばしていくことが可能です。
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