理科・社会が暗記科目だと思っている人に、まず優秀な人はいません
皆さん、中間テスト・第3回定期テストの勉強、始めていますか?
「いや、この間期末テストが終わったばかりで、まだ前期も終わっていないよ」と思っているかもしれませんが、おおむね今現在、次の定期テストまで平均して残り40日くらいでしょう。中3だと、もう1か月ちょっとしかないというところもあれば、1・2年生だとまだあと60日以上というところもあります。
いずれにしても、国語道場では、すべての中学生に次回のテストの目標を聴取しているところです。
中間テストがそう遠くないといっても、もちろんまだまだいろいろなことをやる時間が十分にある時期でもあります。皆さん、どんな風に勉強を進めていますか?
しばしば、テストまでまだ時間がある時期は、英語と数学を中心に勉強するという人がいます。国語はやり方がわからないからやらない。理科・社会は「暗記科目」だから、直前になったらやる。こんな感じでしょうか。
そこいらに星のクズほどある個別指導チェーン塾なんかは、まさにこれと同じようなもんですよね。国語は教えられる人がいない。理科・社会まで受講させると授業料が大変なことになる。だから英語と数学しかやらない┐(´д`)┌ヤレヤレ
理科・社会に関して言えば、学力の高い人、相応の学歴をお持ちの方で、それを単なる「暗記科目」だなんていう人は、およそいません。まともに勉強をしてきている人に向かって、理科・社会は「暗記科目」だなんて言ってごらんなさい。まず、
「いや、暗記も必要だけれども、その前に理解が必要でしょう。」
とか、
「まず、流れを押さえていないと暗記もできないんじゃないの?」
などと異口同音に反論されるはずです。あなたを大切な友人だと思っているならば。
理科・社会なんて「暗記科目」だなどと、およそ根拠のない言説を真に受けて、テスト直前に「教科書の太字を覚える」なんて勉強を続けていれば、あなたが勉強で成功することはまずありません。
理科・社会も、まだテストまでそこそこ日にちがあるこの時期が大切です。まず、興味を持ちましょう。学校の授業をしっかりと聞きましょう。先生の言うことや、教科書などに書かれていることに対して、なぜそうなるんだろうと突っ込みを入れながら、自分の頭を使って考えながら学びましょう。
こうしたことが、学力の高い人たちが言う、「理解」であるとか「流れを押さえる」ことにつながります。
このような積み重ねのある人だけが、テスト直前の限られた時間を使って膨大な知識を頭に叩き込むことができます。「理解」や「流れを押さえる」ことができていない人には、知識を定着させる基礎がありませんから、同じようなことをやっても身につかないのです。
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