田代まさしさんに学ぶ依存症の克服方法
今日は久々に面談の予定がない日だったんですが、始まってみるとご新規の方からのお問い合わせが立て続けにありまして面食らってしまいました。全部で5件くらいいただいたかと思いますが、皆様こちらのサイトもご覧いただいているということで、大変ありがたく存じます。
明日(6日)はもう面談と体験授業の予定がびっしり埋まっておりますので、新たなご予約は承ることができない状況です。来週以降となってしまいますが、出来る限りご希望に沿えるようにさせていただきますのでよろしくお願いいたします。
私はテレビというと録画視聴ばかりで、毎週見るのは大河ドラマ「いだてん」と「ブラタモリ」、「タモリ倶楽部」くらいです。「いだてん」、面白いのになあ。誰も見ていませんね。
それが最近、Eテレの「バリバラ」に田代まさしさんが出演すると聞きまして、家族で見ました。いやはや「バリバラ」、攻めますね。
田代まさし、面白かったですよね。志村けんとのコンビはとてもよかった。もっとも、「面白かった」といってもこの方もともとコメディアンじゃなくて歌手でしたけどね。
相変わらずトークが面白かったですが、同時に薬物依存とはどういうことか、どうして薬物依存になるのか、依存症から抜けるにはどういうことが必要なのかなどについてとても勉強になりました。
依存症になる原因は、やはり過度のストレスということなのでしょうね。そこから気分的に逃れるために、薬物などに走ると。田代さんはもともと歌手ですから、なんぼトークが面白いといっても、芸人のような仕事は大変にストレスが大きかったのかもしれません。
まあ、薬物依存なんて言うと塾とはあまり関係はありませんが、薬物依存以外の依存症は子どもたちと決して無縁ではありません。つまり、ゲーム依存、インターネット依存、SNS依存などがあります。田代さんの話を聞いていて、これらの依存症と薬物依存は、構造的にそれほど変わらないもののように思われたのでした。
まず依存に走る原因ですが、多分ゲーム依存とかネット依存もやはりストレスですよね。学校のストレス、友人関係のストレス、勉強のストレス、成績のストレス、進路決定のストレス等々。本人にそれほど自覚はないかもしれませんが、無自覚にそこから逃れようという心理が働いているのかもしれません。
本当に、もう、ネトゲとかびっくりするくらい成績下がりますからね。かれこれ十数年前になりますか、ネトゲというものが出てきて、当時それにハマった生徒の成績の下がり方に衝撃を受けた覚えがあります。カーンと落ちますよ。なのでそもそもネトゲなんかにはあまり触れさせないようにするのがベストだろうとは思います。
とは言え、今依存状態にあるというお子さんであるならば、そこからどうにかしなければなりません。田代さんの話の中に、そのヒントがあったように思いました。
依存症の人って、自分が依存症であることを自覚できないというか、そう指摘されると強く否定する傾向があるそうです。自身が依存症であることを認めない限り、決してそこから立ち直るということにもならないそうです。「自分は依存症じゃない、いつでもやめられる」と思ってだらだら続けちゃうからです。
ということで、まずは自分が依存症であることを自覚することが、その克服の第一歩になるようです。田代さんの場合は、ダルクという薬物依存者の支援団体の活動に自ら参加するようになったことということでした。
とは言え、自覚させるというのもなかなか難しそうですよね。「お前はゲーム依存だ」などと頭ごなしに怒鳴りつけてもなかなか納得してくれそうもありませんし。
あまり妙案も思いつきませんが、チェックシートを利用して判断してみるというのもいいかもしれません。依存症治療で有名な久里浜医療センターのウェブサイトに、依存症スクリーニングテストのコーナーがありました。
人によってはもうすぐ恐怖の夏休みですよ。学校も行く必要がなくなると一日中・・・なんて考えただけでも恐ろしいという方は意外とたくさんいらっしゃるのではないかと想像します。夏休みに入る前に一度チェックして見られるのもいいかもしれません。
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