男の子の「ダメ」っぷりを肯定的に考える
中2の息子が部活を結構さぼっていたことが判明して、私ブチ切れ(たふりをし)て、退部届を書きました。これ持って顧問の先生のところへ行けと言ったんですが、なぜか大事そうに机の引出しにしまって、すごすごと練習に行きました。
なんだかまあ、男の子ってのは本当に訳がわかりませんね。と男の私が言うのもなんですが。
言われたことはやらない、なんてレベルじゃない。自分でやるということもやらない。
うちは下に女の子がいるんですが、女の子を持って、男子のしょーもなさというのを実感していますね。
お母様方はなおのことだろうと思います。いや、本当に男は「ダメ」ですね。
でも、男の子でこいつは「ダメ」だなあと思うところがあるようなら、それは健全に成長しているところだと思ったほうがいいのかもしれません。
「ダメ」だから本当にダメなんじゃんなくて、「ダメ」だから大丈夫だと思うという発想の転換が、男育てには必要だと思います。
男の子が自分の思うとおりに育ってくれていないとお悩みの皆さん、まず自分の思うとおりにさせようなどと思わないことが大切ですよ。
まあ、やるべきことをやったりやらなかったり、やらなかったりやらなかったりで、ほんとうにもうお母様方の精神力が相当消耗されることかと思いますが、まさにそういうコミュニケーションというかかかわり方の中で、男の子はいずれまあまあまともになっていきますから、どうかその事自体はご心配になりませんよう。
むしろ逆に、男の子の、権力のようなものに対して「なかなか言うとおりにならない力」のようなものが、必要なのかもしれないと思うこともあります。特に今のような時代においては。
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