自分の子どもに「お前、面白いやつだな」って言えれば最高
最近入塾されたお母様に、「塾長は面白い方だと聞いています( ´,_ゝ`)プッ」と言われ、返答に困ったことがありました。
まあ、実際私自身、面白い人間だと思ってはいますよ、色んな意味で。
私には中2の男と小2の女の子の2人の子どもがいますが、そいつらもなかなか面白く育っています。
上の男の方は、最近はDSでスマブラなんかをやりまくっているので、ちょっと面白みが陰ってきたところはありますが、幼稚園時代から大相撲をこよなく愛し、漢字は相撲取りのしこ名から覚えたという変人です。これからまたその面白いところが輝いてくることを期待中。
下の娘は、これまた色々と面白いところがあるんですが、とりあえず1年前くらいに描いた絵がこれ。
鴨川に住む家内の友人に牧場をやっている人がいて、そこで牛と触れ合ったのが印象的だったらしく、しばらく牛の絵ばかり描いていました。
私の場合、自分の子どもを見ていて笑っちゃうようなことばっかりなんですが、でも、逆に特別面白くもなんともない人といのもいないんじゃないかと思っています。特に子どもの場合。
子どもと言っても小学生も高学年、中学生ともなると色々と「固まって」いますけど、私は日々のふれあいの中で、子どもたちの中の「変な」ところをリヴィールして、面白いところを引き出そうと努めています。いや、もちろん勉強もちゃんと教えていますよ^^;
子どもが自分の「変な」ところを見せられるというか、つまりそれが面白いということだと思うんですが、その状態って自分というものをさらけ出しても安心していられるということですよね。
子どもたち一人ひとりがそれぞれに面白い人間でいられる。この状態が結果的に一番成績も上がります。
上のうちの娘の絵ですけど、変な絵だといえば変な絵。でも、この絵のすごいところは、牛の乳首が4つ描いてあること。私は知らなかったんですが、牧場の人に聞いたところ、確かに牛の乳首は普通4つで、娘はそれを見て知っていて、それでそのとおりに描いたと言うんですね。ちょっと感心しちゃいました。
危ないからどこに行っちゃいけない、汚れるから何をしちゃいけない、そんなことばかり言っているから子どもが自分でものを見なくなり、ものを考えなくなる。勉強も当然嫌いになる。
大切なのは精神の自由です。心が自由な人間は面白い。そうなれば成績なんか勝手に良くなります。
「自由」、「面白い」ということで、塾の新人生徒はたまに勘違いしてだらけたり、私語をしたりしますが、そういうのは頭ごなしに怒鳴りつけられます。
本当に心が自由で面白い奴は、自分で自分が何をなすべきか考える力があります。授業中にみだりにくっちゃべるような奴は、自分の頭で自分が何をするかも考えてきたことがないのでしょう。「自由だ」となるとだらける。ほんとうに自由を知っている人間なら、自由だからこそちゃんとするはずです。
「自由」と聞いてだらける勘違い君は私からクソミソに怒られることになりますが、これも教育の一環。悪しからずお含みおき下さい。真に精神の自立した人間に鍛えて差し上げます。
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