2019年06月27日 23:36

自分の学校生活ぐらい

 進路の話になると、しばしば

「◯◯高校は△△部がないからなあ」

とか、

「××高校はあんまり□□がさかんじゃないんです」

などと生徒が言うことがあります。

 そういう時私は、

「何言ってんだよ。部活がなかったら自分で友達を募って、仲のいい先生に顧問になって作ればいいだろう」

とか、

「その高校が弱いんだったら、俺が行って変えるくらいに思えばいいだろう」

などと話します。でも、子どもたちにはいまいちピンと来ない様子。

 私と同じかそれ以上の世代の方でしたら、部活はなければ自分で作るということはよくあったと思います。千葉県には1970年前後に作られた高校がたくさんあるのですが、それらの高校に今ある部活の多くは、当時在籍した生徒たちが作って今に続いているものだと思います。

 学校なんてものはそこの生徒たちが主人公の場であるはずなんですが、何十年も続いて権威的になってしてしまうと、そこにあるものは動かしようがないもののように思われてしまうところがあるのかもしれません。

 熊谷市長のツイートを見ていたら、こんなものがありました。

 市長が美浜区の打瀬中を視察して、その感想ツイに対するリプをやや晒し気味にリツイートしているものですね。打瀬中は面白いですね。制服はない代わりに、女子はスカート禁止という校則だそうです。

 しかし、制服問題は、「生徒・保護者・学校で話し合うもの」という発想には、なるほどと思ってしまいました。変えようと思えば変えられるものなんですね。

 どうにかしたほうがいい制服と言ったら、なんと言っても緑町中の女子の制服ですよ(笑)

 ジャケットの昭和前期風のシルエットといい「にら」といい、あれを気に入っている女子生徒を見たことがありません。以前道場にいた生徒に、コスプレイヤーで自分でアニメのコスチュームなんかを縫製して作っちゃうようなおしゃれな子がいたんですが、彼女は緑町中に進学してあの制服を着ることになって「泣いた」と言っていたのを思い出します。

 打瀬というと、千葉市の中でもお金持ちがすんでいるところという印象がありますけど、あんなぽっと出の埋め立て地(←すみません(^^;)と違って登戸・黒砂は戦前から歴史のあるお屋敷町ですからね。緑町中女子の制服についても、頑張って変えていったらどうなんでしょうね。やっぱり、自分の日々の生活をよくするということを、親子で考えていくというのは教育上も大事ですよ。

 そうそう。お金持ちというと、緑町にはZOZOが来るではないですか。新しい制服をZOZOと共同でデザインするとかどうですかね?

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