語彙力30,000語到達!緑町中N君、おめでとう!
今年の3月~4月に実施された春の「読書指数診断」の結果が返ってきました。
今年度より小・中学生全員に受検していただくことになりました。ただでさえ塾生数が増えているのに、受検対象者が一気に多くなりましたので、返却作業、成績処理に結構な時間がかかりましたが、ようやく完了しました。
「読書指数診断」とは、読書指導「ことばの学校」に付属する、語彙力と読みの正確さを測るテストです。語彙力については、知っている言葉の数や、学年で言うと何年生くらいの語彙力かといったことまで推計することができます。大変面白いテストです。
今回の読書指数診断で国語道場では、緑町中2年のN君が、みごと語彙数30,000語に到達と判定されました!
本人はあまり実感がないようで、「30,000語だとどうなるんですか?」なんて聞いてきましたが、これは非常に重要です。
なぜかというと、このブログでも繰り返しお伝えしておりますが、日本の中学校の学習内容を完ぺきに理解するのに必要な語彙力が30,000語程度と考えられるからです。
中学校で優秀な成績を収めているお子さんの語彙力は、例外なく30,000語を超えています。逆に、30,000語を超える語彙知識がなく、中学校でトップクラスの成績を収める人はいません。
ただし、語彙力30,000語あっても、成績が今一つのお子さんはいます。これは単なる勉強不足です。言ってみれば、語彙力30,000語は、優秀な成績を収めるための必要条件だということです。
緑町中のN君、過去のケースを考えても、語彙力の高いお子さんは理解力、知識の習得力も高い傾向がありますので、これからの学力の伸長が本当に楽しみになってきます。
さて、その語彙力30,000語を突破出来た生徒は1人だけだったのですが、その予備軍、語彙力29,000語以上という判定をもらった生徒たちは8名に上りました。
轟町中3年のHさん、Yさん、同2年のJ君、Rさん、幸町小6年のS君、弥生小6年のMさん、千葉大附属小6年のT君、同5年のR君です。次回、秋の診断で30,000語突破を目指しましょう!
日本語語彙力は、学力・成績向上以前に必要な力です。日本語語彙力を伸ばすことなく、ただひたすら勉強をさせるというのは、穴の開いた桶を直さずに水をくむようなものです。
本人も一生懸命やっているようなのだけれども、一向に成績が良くならないというケースでは、まず日本語語彙力が不十分なのではないかということを疑ってみられるのがよいでしょう。
では、あらゆる学びの基盤である日本語力から鍛えられる学習塾とは?それが国語道場です。
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