高得点にも油断禁物!平成29年度千葉県公立高校前期入試の平均点はかなり高いようです
千葉県公立高校前期選抜検査が終了しました。皆さん、昨日の学力検査の結果はどうだったでしょうか。
「思っていたよりも自己採点結果がよかった」
「これまで受けた模試でもこんな高い点数を取ったことがなかった」
といった人が多かったのではないでしょうか。
まずはよい点数が取れたということについては、よく頑張りました。しかし、と言いますか、まあ皆さんお察しの通りで、今回の前期学力検査は平均点がかなり高くなるようです。国語道場が加盟する千葉学習塾協同組合の110塾が合同で調査した結果ですので、かなり信ぴょう性が高いです。例年、県教育委員から発表される平均点に対し、±5点程度の誤差で的中しています。
予想平均点については、国語道場の受験生たちにはすでにお知らせしました。イメージとしては、昨年平成28年度前期入試の過去問で5教科350点取れていたとして、今回の前期で5教科370点と素点が20点程度「上がった」ということであれば、実質大幅ダウンだと思ってください、という感じです。
昨日のテストの自己採点でけっこう取れたなと思っても、後期選抜に向けた準備は怠りなく取り組まれることをお勧めします。
国語道場でも、今日から中3受験生は後期選抜に向けての対策に入ります。
「なんだ、前期諦めてるのか?」などと思われる方もいるかもしれませんが、もちろんそういう問題ではありません。これは、危機管理、合理的に考えて行動できるかどうかという問題です。よって、志望校のボーダーは超えているかなという生徒も含めて、後期対策に入っています。
昨日の学力検査で、第1学区では、募集人員4408人のところ、8587人の受験生が学力検査に臨みました。合格できるのはほぼ半数で、約49%の受験生は不合格になります。
前期定員は普通科6割、専門科10割が上限ですが、隣接学区から受験生が殺到する第1学区はそんなに合格率が高くなりません。こういうことを念頭に置かずに前期に力を入れすぎてしまうと、前期選抜が終わった途端に気が抜けてしまって、結果後期選抜で失敗する可能性が高くなります。
受験生でも塾でも、変に前期合格にこだわる人が見られますが、こういうスタンスには私は反対です。どうしてもある高校に入りたい、入ってほしいと願うのであれば、最初から後期選抜までスケジュールするべきです。
そんなわけで、国語道場では予定通り本日より中3受験生たちは後期対策に入りました。前期選抜2日目が終わったばかりですが、みんな疲れも見せずに、真剣に学習に取り組んでいます。前期合格なら、それはそれでおめでとうということで、勉強して損なんてことはありませんからね。
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