8月県立そっくりもぎ、偏差値アップを果たした秘訣は・・・
先月末に実施された、進学研究会の県立そっくりもぎの結果が返ってきました。
試験当日に実施した「そっくりもぎ見直し会」の自己採点では、前回7月よりも得点が上がった生徒がほとんどでした。マイナス思考の塾長は、きっと全体の平均点も上がって、そんなに偏差値は変わらないんじゃないかと心配していたところでした。
ふたを開けてみると、平均点は前回からわずかに5点上がっただけどいうことで、7月よりも得点の高かった生徒たちの偏差値も素直に上昇していました。上がったといっても、3~5ポイントといったところではありますが。
しかし、中3がこの時期にこれだけ上げていくというのは本当に大変なことなんですよ。ご存じの通り偏差値は相対成績です。他の受験生と比べての成績ということですね。だから偏差値を上げるためには、多くの他の受験生を追い抜かないといけません。
これがまだ1年生や2年生ならまだ容易なところもありますが、3年生ともなると普通はだれでも勉強に頑張りだしますからね。一生懸命走っている人を追い越すことが大変なのと同じです。だから、中3で偏差値3ポイントの上昇と言うと、なかなか大したものなんです。
今回偏差値アップを果たすことができた受験生たちには、共通の特徴があります。第一は、とにかく学習時間が膨大だったことです。夏期講習期間ほぼ毎日、朝の1コマ目から昼休みを挟んで6コマ8コマ、中には最終12コマまで授業を受けていました。
次に、生徒一人一人の特性に合わせた作戦が効いたと思います。基礎を伸ばしていく必要のある生徒には、今の段階でできていない単元をあぶりだし、その苦手単元を徹底的になくしていくように学習させていきました。とびぬけて得意科目のある生徒には、その教科に関しては難易度の高い問題や実際の入試問題を使って練習させて、全体の成績を引っ張っていけるようにしました。全体的に高得点を取れるようにしていかなければならない生徒に対しては、全教科にわたって考えさせるような問題にじっくりと取り組ませるようにしていきました。
もっとも、全員の成績を上げられたわけではありません。少数ながら前回と変わらずとか、残念ながらダウンという生徒もいました。やはり、何が何でも偏差値を上げるというピリピリした緊張感に欠けるところがあるかなといった印象があります。
次回、国語道場生の会場模擬試験は10月ですが、それに向けてしっかりと引き締めていきたいと思います。
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